くらし 特集 暮らしに根付く自転車(2)

■倶知安町自転車活用推進計画の4つの目標
(1)自転車交通の役割拡大による良好な都市環境の形成
(2)サイクルスポーツの振興等による活力ある健康長寿社会の実現
(3)サイクルツーリズム推進による観光地としての魅力向上
(4)自転車事故のない安全で安心な社会の実現

■目標に向けた取り組み
▽ワンダーサイクリング
令和元年から行われている、地元ガイドの案内でおすすめポイントを自転車で巡るイベントです。
毎年スタートとゴール地点は羊蹄山麓7カ町村内で変わり、サイクリストに地域の魅力を伝え、地元の良さが再確認できる取り組みになっています。
このイベントは、羊蹄ニセコ自転車走行協議会(YNCA)主催で行われています。

▽シェア・ザ・ロード
道路を共有する自動車と自転車が互いに思いやりの気持ちを育むための取り組みです。
令和5年には、YNCAが中心となり、大型車が自転車を追い越す際の適切な速度や間隔を確認する実験を行いました。
追い越しの際には、安全のために1.5m以上の間隔を空けることを呼びかけるステッカーも今年から作成・配布しています。

▽ヘルメットの無料配布
倶知安町交通安全協会では、小学校に入学した1年生を対象に、毎年ヘルメットの無料配布を行っています。
安全に、自転車を利用するために、小さい頃からヘルメットの着用を促し、定着させることを目的としています。

■羊蹄ニセコ自転車走行協議会副会長 柏谷匡胤(かしわやまさつぐ)さん
YNCAは、平成30年に「誰でも気軽に楽しむことができる自転車環境づくり」を目指して設立されました。自転車は歩くよりもいろいろな場所に行くことができ、自動車よりゆっくり周りの景色を楽しむことができます。
誰もが気軽に楽しく自転車に乗るためには、町民が日々の暮らしの中で自転車に乗る機会を増やすことが重要です。自転車の利用が定着することで、自転車マナーや環境を整えるための意識が広がると思います。そのためにも、小さい頃から自転車文化に触れることで、自転車に乗る人の気持ちを理解し、自動車に乗ったときも安全な運転を心掛けられるような思いやりを持った人が増え、自転車の安全な利用につながると考えています。