文化 町長室から

■心を打つエンターテインメントは江戸から
7月、町内で徳島市の阿波人形浄瑠璃平成座が公演。会場全体が大いに魅せられた。阿波の人形浄瑠璃は、約400年の歴史と伝統を持つ国指定重要無形民俗文化財。134年前、倶知安に開拓のくわを入れたのが徳島県の方々であり、交流のご縁は“ふるさと”。
人形浄瑠璃は物語の語り手の太夫(たゆう)と三味線、そして人形遣いが息合わせ物語る。太夫の情感こもった語り口。伝えようとする心に圧倒される。三味線の音色が耳から離れない。それは帰宅しても続き、数分後には小樽の映画館に向かっていた。今を時めく俳優、吉沢亮や横浜流星が歌舞伎役者の世界を演じた『国宝』。そこで、再び三味線の音色が私の心を打ち続けた。何という一日!
人形浄瑠璃も歌舞伎も、私が大好きな北斎や広重も国芳も、まさに江戸のエンターテインメント、最高だ!
文字一志