- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道倶知安町
- 広報紙名 : 広報くっちゃん 令和7(2025)年10月号
■運動ができる施設を集めた旭ケ丘総合公園
旭ケ丘総合公園は、1982(昭和57)年に全町民が一年を通して運動を楽しむことができる総合公園として計画され、さまざまな運動ができる場所として環境が整えられています。また、憩いの場としても利用されています。
遊具が設置されている公園「わんぱく広場」や一面が芝生の多目的広場があり、冬にはクロスカントリーを行ったり、スキー場でのスキーを楽しんだりするこができます。
総合体育館も季節を問わず利用が可能で、バスケットボールやバレーボールなどの球技のほか、トレーニングルームも設置されています。
▽夏
旭ケ丘総合公園内にある多目的広場や町営野球場などを使用して、運動をすることができます。
・サッカー・パークゴルフ・野球などが行えます。
▽冬
一年中利用できる総合体育館のほか、雪が降ることでスキーが行えるようになります。
・スキー・クロスカントリー・屋内スポーツなどが行えます。
■町で行われていた運動イベント
町では、1951(昭和26)年から町民全員が参加できる運動会として、「町民大運動会」を開催していました。この運動会では、玉入れや綱引きなどの競い合う種目のほかに、「せんべい食い競争」のように誰でも楽しめる種目も行われました。
町民大運動会のほかにも、町内を4地区に分けて競い合う「町内会対抗野球大会」、夏祭りの行事として、「羊蹄山麓一周駅伝」も行われていました。
冬には、スキー大会も行われ、一年を通して行事が行われていました。
■現在行われている取り組みやイベント
現在、町が開催するイベントとして、パークゴルフ大会やリバーパークマラソンなどを行う町民スポーツフェスティバルがあります。
パークゴルフ大会は、中学生以上が対象で、用具の貸し出しもあるため、初心者でも参加しやすい大会です。
リバーパークマラソンは、参加者が自分の体力にあった距離を選んで走ることができます。
親子の部も設けられていて、「自らの健康の維持・増進」と「子どもの体力向上」のきっかけづくりを目的に開催しています。
■運動の大切さについて
地域おこし協力隊 東大貴(あずまだいき)さん
(一社)HOKKAIDOEVENTSで、自転車関係のイベント運営をしています。パーソナルトレーナーとしての経験があることから、今後は町で、パーソナルジムを開き、町民向けのグループレッスンを行いたいと考えています。
―運動することのメリットや効果は何ですか?
運動をすることで、見た目の変化や睡眠の質が上がるなどの変化が現れます。しかし、それ以上に心の変化や目標を達成することで自己肯定感が上がり、毎日の生活が豊かになるというサイクルが出来上がることが大きなメリットだと考えています。
―運動を続けるためのコツはありますか?
明確な目標を持つことと、自分以外の人と一緒に運動することです。「いつまでにこんな自分になりたい」という目標やその目標を誰かに伝えることで、続ける意思を固めることができます。「スクワットを毎日1回だけやる!」という目標を続けて見るのも良いですよ。
―どんな運動から始めてみると良いですか?
運動が苦手な方や普段運動をしていない方には、お風呂上がりのストレッチをお勧めしています。最初は「上半身だけの日」、「下半身だけの日」で日にちを分け、短時間のストレッチから始めて、慣れてきたら動きをつけたものにレベルアップしていくと良いと思います。
■自宅でもできるストレッチ
町民に多いぎっくり腰は、これからの季節に多く見られます。自宅でできるぎっくり腰対策の簡単なストレッチを紹介します。
▽ふくらはぎのストレッチ
(1)壁や椅子など安定するものを掴む
(2)伸ばしたい方の足を引く
(3)床に踵をつけたまま息を吐き、前足に体重をかける
▽太ももの裏側伸ばし
(1)台に足を乗せる
(2)つま先を上げた状態で背筋を伸ばす
(3)背筋を伸ばしたまま息を吐き、体を前に倒す
▽お尻のストレッチ
(1)座った状態で片足の足首を太ももへ乗せる
(2)背筋を伸ばしたまま息を吐き、体を前に倒す