くらし 読書の秋、図館で過ごしませんか?(2)

■本がもっと身近になるような活動を行っています
▽小・中学校図書館に司書を派遣しています
9月より、町内の小学校・中学校の図書館に司書の派遣を開始しました。
これは、子どもたちがより本に親しみやすい環境を整え、読書活動を充実させることを目的とした取り組みです。
学校司書は、以下のような業務を中心に活動しています。小・中学校図書館に司書を派遣しています
・図書館の開館・閉館の管理
・図書資料のデータ整理(蔵書の登録・分類など)
・館内の整頓や装飾による利用しやすい環境づくり
・破損本や汚損資料のチェック・修理など
これにより、子どもたちがより気持ちよく図書館を使えるようになり、楽しい展示や新しい本との出会いの機会も広がっています。
学校図書館は、勉強だけでなく、子どもたちの心を育てる大切な場所です。これからも、学校と協力しながら、子どもたちが「行ってみたい」と思える図書館づくりを進めていきます。

▽移動図書
より多くの人に読書を楽しんでもらうために、図書館では移動図書を行っています。
毎月、みなクル、あそViva、子育て支援センター、ごきげん奈井江、健寿苑、やすらぎの家、向ヶ丘生活館に配本を行っています。詳しい予定は、I-Box(毎月15日発行)の行事予定をご覧下さい。

▽毎月最終土曜日は「キッズデー」
奈井江町図書館では、毎月最終土曜日に「キッズデー」を開催しています。
この日は、図書館内でお子さんが多少にぎやかにしても大丈夫な日です。普段は静かに利用する必要がある図書館ですが、キッズデーでは子育て中の方もまわりを気にせず、安心して本を楽しんでいただけます。
希望があれば、司書による絵本の読み聞かせも行っていますので、どうぞお気軽にお声がけください。
親子で楽しく本にふれあう時間を、ぜひ図書館でお過ごしください。

▽10月のキッズデー
開催日:10月25日(土)
キッズデー開催日は、司書がいつでもよみきかせを行いますので、お気軽にお声がけください。どうぞお子様と一緒に図書館をお楽しみください。

■教えて!読書の良いところ
奈井江町図書館司書 栗原真実さん
読書することによるメリットは多々ありますが、子どもであれば、読書時間が長い子ほど、思考・理解に対する自己肯定感が高く将来への明確な目標を持っていることが多いという統計調査の結果があります。また、大人ならば、本を深く読み込むことで、脳の働きが良くなり加齢による思考力の低下を抑えることができると言われています。大人、特に高齢の方であれば、声に出して音読することで認知症の予防にもつながります。
老若問わず、本を読むことは語彙力、思考力、想像力などを高める効果があります。ゆっくりと内容をよく理解しながらの読書を習慣づけましょう!

問い合わせ:教育委員会文化振興係
【電話】65-5311