健康 健康ワンポイント「身体活動量を増やしましょう」

■身体活動とは
身体活動には、日常生活における家事、労働、通勤などの「生活活動」と、体力の維持・向上を目的として行う「運動」の2種類があります。

■身体活動のメリット
体を動かすとエネルギーの消費量が増加するため、体脂肪が減少します。また、高血圧、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中などの生活習慣病のリスクの低下につながります。
さらに、骨粗しょう症の予防や認知症の予防、メンタルヘルスの向上などの効果が期待できます。

■身体活動の目安
身体活動の目安を参考に、今より少し多く体を動かしてみましょう。


出典:健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023
※筋力トレーニングとは、負荷をかけて筋力を向上させる運動のことです。自分の体重を負荷にして行う腕立て伏せやスクワットなどの運動も含まれます。

■身体活動量を増やす工夫
日常生活の中で、できることから始めてみましょう。
・歩く
歩く時間を10分(約1000歩)増やしてみましょう。
・意識して動く
運動ができなくても、普段の生活で意識して体を動かすことは、健康づくりにつながります。
・座りっぱなしを避ける
長時間座ったままにならないよう、30分に1回は立ち上がり、体を動かしましょう。

■安全に行うための留意点
急に体を動かすと思わぬけがにつながることがあるため、注意が必要です。
・運動の前は、硬くなっている筋肉をほぐすための準備体操、運動後は、疲労回復を早めるための膝の屈伸などの整理体操を行いましょう。
・体を動かす時間や強度は、少しずつ増やしましょう。
・熱中症や脱水にならないよう、小まめに水分を取りましょう。
・病気や体に痛みがある時は、無理をせず、医師に相談しましょう。

健康を維持するために、自分に合った方法で、身体活動量を増やしていきましょう

担当:保健福祉課