健康 この流行には乗らないで! 高齢者等の定期予防接種

■65歳以上などのインフルエンザ・新型コロナワクチン予防接種の実施について
接種希望の方は必ずご覧の上うけてください

[1]対象となる人
(1)接種日に満65歳以上の方
(2)接種日に満60歳以上65歳未満で、心臓、じん臓もしくは呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる障がい等級1級相当の障がいのある方
※接種義務はありませんので希望者が対象です

[2]接種回数
1回

[3]実施方法
実施医療機関:浅井医院および旭川市内実施医療機関(本紙14~15ページ)
実施年月日:

自己負担:
・インフルエンザワクチン 1,510円
・新型コロナワクチン 6,900円
(いずれも生活保護受給者は免除券で無料)
申込方法:直接、実施医療機関へ申し込んでください(予診票は医療機関にあります)

なお、現在病院にかかっている方は、通院している病院で接種を受けるようお勧めしますが、その病院が予防接種の実施医療機関ではない場合は、本紙14~15ページの医療機関で受けてください。

[4]その他
[1]の対象者以外および本紙14~15ページの医療機関以外や実施期間以外で接種を受ける場合は、任意の接種となり、費用の全額が自己負担となります。新型コロナワクチンは、任意接種対象者の一部に助成があります。

■65歳以上などのインフルエンザ予防接種について
▽point 1 インフルエンザ予防接種の有効性
厚生労働省が、65歳以上を対象に行った調査では、予防接種を受けることによりインフルエンザの発病を34~55%防ぐ効果や、重症化し死亡する人を82%防ぐ効果があると報告されています。予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに、2週間程度かかり、効果が持続する期間は約5カ月間です。また、インフルエンザウイルスは、型を変化させながら流行するため、毎年の接種により効果があるとされています。

▽point 2 インフルエンザ予防接種の副反応
局所症状として、接種部位に発赤、腫れ、痛み、また発熱などの全身症状がみられることがありますが、通常、2~3日中に消失します。症状が強く見られる時や、じんましん、嘔吐、高熱などがあるときは、受診が必要です。

▽point 3 インフルエンザ予防接種を受けることができない人
・明らかな発熱のある人(37.5℃以上の発熱)
・重い急性の病気にかかっている人
・インフルエンザ予防接種の接種液の成分によって、アナフィラキシーショック(強いアレルギー反応)を起こしたことのある人
・過去のインフルエンザ予防接種で接種後2日以内に発熱のあった人および全身発疹等のアレルギーを疑う症状があった人
・医師が接種不適当と判断した人

▽point 4 予防接種を受けた後の注意
・接種後、ごくまれですが、24時間以内に重大な副反応症状が現れることがあるので、接種部位や体調の変化に注意してください。じんましん・嘔吐・呼吸困難・高い熱・けいれんなどの症状が現れた場合は、直ちに医師の診断を受けてください
・入浴は、接種後1時間を経過すればできますが、接種部位を強くこすらないでください
・接種後は接種部位を清潔に保ち、接種当日は過度な運動を避けてください

■新型コロナワクチン接種について
▽point 1 新型コロナワクチン予防接種の有効性
新型コロナワクチンは、高齢者の発病防止や重症化(入院)予防に有効であることが確認されています。予防接種を受けてから新型コロナウイルス感染症に対する抵抗力がつくまでに2週間程度かかり、少なくても半年程度は効果が持続するとされています。

▽point 2 新型コロナワクチン接種の副反応
疼痛、倦怠感、頭痛、発熱、腫脹(しゅちょう)等を認めることがありますが、通常数日以内に消失します。まれに接種直後から数日中に、紅斑(こうはん)、接種部位の痛み等が現れることがあります。重大な副反応として、まれに、ショック、アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎等が現れることがあり、そのほとんどは接種後30分以内に生じます。

▽point 3 予防接種を受けるにあたっての注意点
(1)予防接種を受けることができない人
基本的にはインフルエンザ予防接種と同様ですが、以下の内容にも注意が必要です。
・新型コロナワクチン接種に含まれる成分によってアナフィラキシー※を起こしたことが明らかな人
※アナフィラキシーというのは通常接種後おおむね30分以内に起きるひどいアレルギー反応です。発汗、顔が急に腫れる、全身にひどいじんましんが出る、吐き気、嘔吐(おうと)、声が出にくい、息が苦しいなどの症状に続き、血圧が下がっていく激しい全身反応です。

(2)予防接種を受けるに際し、医師へ相談が必要な方
・過去に免疫不全の診断を受けた人、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
・心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患のある方
・過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状がでた方
・過去にけいれんを起こしたことがある方
・ワクチンの成分に対して、アレルギーが起こるおそれがある方
※慢性的な病気のある方もワクチンを接種できる場合が多く、むしろ、コロナウイルスに感染した場合、重症化するリスクが他の方よりも高いため、接種のメリットが大きいと考えられます。一方、ワクチン接種は体調のよいときに受けるのが基本ですので、病状が悪化しているなど不安のある場合はあらかじめ主治医と相談してください。

(3)予防接種を受けた後の一般的な注意事項
インフルエンザ予防接種と同様です。

(4)副反応が起こった場合
・一般的にワクチン接種では、一時的発熱や接種部位の腫れ・痛みなどの比較的よく起きる副反応以外にも、副反応による健康被害(病気になったり、障がいが残ったりすること)が生じることがあります。きわめてまれではあるものの、不可避的に発生することから救済制度が設けられています。
・予防接種後、まれに副反応が起こることがあります。また、予防接種と同時に、他の病気がたまたま重なってあらわれることがあります。予防接種後、体調が悪くなった場合は医師(医療機関)の診察を受けてください。
・本予防接種による重篤な副反応が発生し、因果関係があると厚生労働大臣が認めた場合には、医療費及び医療手当等、予防接種法による一定の給付を受けられる場合があります。

お問い合わせ:健康福祉課保健推進係
【電話】87-2112(内線508)

■鷹栖町独自対応で以下の方を対象に新型コロナワクチン接種費用の半額助成を行います。
(1)生後6か月から中学3年生の方
(2)妊婦の方
助成は申請が必要になります。詳しくは鷹栖町ホームページをご覧ください。

問合わせ先:健康福祉課子育て支援係
【電話】87-2112(内線502)