- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道当麻町
- 広報紙名 : 広報とうま「我が郷土」 2025年11月号
■地域の課題解決のために~官民連携で地域を活性化
地方自治体が、三大都市圏に所在する民間企業の社員を受け入れ、そのノウハウを生かし、地域課題の解決に取り組む「地域活性化起業人」制度。10月1日、この制度を活用し、新たに2人の起業人が着任、村椿哲朗町長より委嘱状が手渡されました。
今回の起業人採用にあたり、株式会社リトルパーク(本社/岐阜県)からは浪岡叶実さんが着任。代表取締役の古里圭史さんも当麻町政策参与として関わりながら、使っていない公共施設の利活用や、ランニングコストの縮減などの解決に取り組みます。
株式会社ピーエイ(本社/東京都)からは染谷和臣さんが起業人として着任。代表取締役の加藤博敏さんも、地域力創造アドバイザーとして、国が進める「ふるさと住民登録制度」を活用し、関係人口拡大や空き家の利活用などを行い、移住定住の促進を図ります。
いずれも、それぞれの専門的知見や民間ならではのノウハウを生かしながら、地域課題の解決に向けて活動していきます。
■収穫の秋を楽しんで~やくばいち開催
10月4日、公民館まとまーる前駐車場で「やくばいち」を開催しました。
やくばいちはふるさと納税の返礼品として取り扱っている特産品を、地元の方に知っていただくことと、〝役場庁舎に多くの人が来てほしい〟という願いを込め名付けた特産品販売イベント。この日は10事業者が出店し、新米や野菜などの農産品、コーヒーや餃子、ドライフラワー、小物雑貨などの販売のほか、キッチンカーによる軽食販売も行われました。また同日に開催された「かたるべの森美術館まつり」、道の駅とうまでのグルメイベント、馬場商店(JR当麻駅前)でのフリマイベントとタイアップし、全会場を巡ると特産品がもらえるスタンプラリーも実施。雲一つない晴天に恵まれ、各会場とも秋の行楽を楽しむ人でにぎわっていました。
「やくばいち」は秋の収穫イベントとして次年度以降も、10月第1土曜日に開催する予定です。
