子育て 地域で守り育てよう 私たちの苫前商業高等学校

■TOMACAFĒ in 桜まつり
地元行事を盛り上げたいと苫前商業恒例になった今年の桜まつりは、全員加入している商技部のメンバーで、参加したい生徒を有志で集めましたが、2、3年生が全員参加、1年生は宿泊研修最終日の昼食と来年に向けての見学をかねての参加となりました。
店長は、3年生の三好さん、副店長に2年生の高橋さんにお願いをしました。
授業で販売計画を立て、出店商品を2、3年生で決めました。また、新商品として、桜ソーダを開発し、販売することとなりました。今回店長をした、三好さんから店長としての感想を頂きました。
「私たち苫前商業高校の2年生15名、3年生6名は5月11日に緑ヶ丘公園で苫カフェを実施しました。前日の雨の影響もあり足元の悪い中での実施となりましたが、お客様もたくさんいらっしゃり私たちも元気に販売することができました。
当日を迎えるための準備は、今年度から授業内で実施しています。店長・副店長を決め、それぞれが担当する役割を割り振っていきます。私は、初めての単独での店長でしたが、以前より参加人数が多く、作業の割り振りや指示出しに苦労しました。副店長に助けられた場面が多かったです。
万全な準備をして、迎えた当日。朝からテキパキと会場設営を始めていきます。想定より早く終わった会場設営、生徒みんなの協力のおかげです。
いよいよ、11時、花火と共に開店です。生徒全員がしっかりと声を出して、開発商品やドリンクを販売していきます。助六寿司が早々に売れ、その後焼き肉のお供に!と声を張り、白米も無事に完売しました。休憩の際、桜祭りで出店している他の屋台に行き、満喫した生徒もいるようです。午後から、さらに気合いを入れて販売していきます。そのおかげもあってか、開発商品が次々に完売していきました。ドリンクの桜祭り限定「さくらソーダ」も好評で、通常のコーヒー等にプラスでとても良いドリンクを販売できたと感じています。
無事、商品を完売し販売を終えることができました。全体として、とても良い雰囲気で元気よく販売活動を実施できたと思います。
ご来店いただいた皆様に感謝し、販売実習という場を設けてくださった先生方に感謝いたします。ありがとうございました。」
販売会後は、疲れながらも片付けと反省会を行いました。次回の販売会「風車まつり」に向けて、前向きな意見が出ていました。今回の反省を活かし、より主体的に活動ができていけそうです。
今年の1年生も元気があり、風車まつりは全校生徒で参加します。よりパワーアップして苫前町の行事を盛り上げられるよう、生徒全員気合いが入っています。

文・写真:苫前商業高校地域連携委員
鍜冶澤 英雄