くらし マチの話題(2月17日~4月9日)

●てしおハムクラブ表彰
町のアマチュア無線団体「てしおハムクラブ」は、北海道地方非常通信協議会(事務局北海道総合通信局)の主催で、3月19日に札幌で開催された令和6年度北海道地方非常通信協議会にて、長年にわたり地域の非常通信訓練等に積極的に参加するほか、平成10年に災害発生時における通信遮断・途絶時の情報収集及び伝達など災害情報等の通信連絡の協力に関する協定を天塩町と締結するなどの功績が認められ、表彰を受けました。3月24日、同クラブの齋藤啓司会長が吉田町長を訪れ、表彰の報告をされました。同クラブは昭和53年に結成以来、無線従事者資格(国家試験に代わる無線従事者養成課程)講習会の開催を昭和57年から現在まで行っています。

●宍戸さんが北海道産業貢献賞を受賞
2月17日、令和6年度北海道産業貢献賞(農業関係功労者)の表彰式が札幌市内で行われ、天塩町農業委員会・前会長の宍戸栄一さんが表彰されました。
宍戸さんは平成17年以来、農業委員会委員、会長職務代理者、会長として農地の適正利用と会務運営の向上に貢献しました。また、担い手への農地集積を進め、遊休農地の発生防止に貢献したほか、町と連携した多様な担い手の確保や女性農業委員の登用に尽力するなど、町の農業の振興に多大な貢献をされました。

●海外協力隊としてマレーシアに
町在住の米田孝利さんは、JICA海外協力隊員としてマレーシアに派遣されることとなり、3月24日、JICA(独立行政法人国際協力機構)北海道センターの担当者と共に吉田町長を訪れ、報告説明を行いました。米田さんは一昨年、応募基準を満たすため英語能力検定をパスし、昨年応募志願、今年1月から2ヶ月間の国内研修を修了し派遣認定されました。今期の派遣者は北海道内から13名となり、開発途上国のインフラ整備や人材育成の任務で活動されます。米田さんは、他派遣者と知事訪問を経て4月下旬からの現地研修後、環境教育分野でマレーシア・クダ州にある清掃公社でゴミ減量化や3R(リデュース・リユース・リサイクル)の普及啓蒙、人材育成の任務で約1年半の任期で活動を行います。

●新入児童に記念品・赤十字奉仕団
天塩町赤十字奉仕団は、天塩小学校に入学する児童8名分の記念品を贈呈しました。3月24日、同奉仕団委員長の草刈房子さん、副委員長の中西枝美さんが町教育委員会を訪れ、西村聡教育長に手渡しました。記念品は鉛筆・消しゴム・タオル・テイッシュ・反射材付き赤十字キーホルダー・赤十字シールを詰め合わせ、入学をお祝いするメッセージカードを添えたものです。草刈委員長は「昔より子どもが少なくなって寂しいですが、新入学1年生はこれから楽しい学校生活を送ってもらいたいです」と話されました。同奉仕団ではこの活動を平成18年から19年間続けています。

●ポンプ付消防車、お披露目
北留萌消防組合天塩支署の天塩町消防団所属の小型動力ポンプ付積載車(海龍号)がこの度、納入更新されました。3月26日、天塩消防支署員らが、役場駐車場にて吉田町長・住民課長ら関係者へ新型車両の仕様説明を行いました。乗車定員6名、四輪駆動・2.7ℓディーゼルエンジン搭載で、主な特長として電動油圧昇降機が搭載されたことにより、車両が進入できないような狭い箇所でも人力で小型ポンプを搬入し、機動性の高い消火活動を行うことが可能となりました。今後、天塩町消防団第2分団第3部に配置され運用されます。

●新入児童に愛の鈴・商工会女性部
天塩商工会女性部は天塩小学校に入学する児童の交通安全を祈願した「愛の鈴」を町教育委員会に寄贈しました。3月24日、女性部長の土田拓美さん、副部長の香島ちひろさんが町教育委員会を訪れ、西村聡教育長に入学児童人数分8個の「愛の鈴」を手渡しました。部員メンバーが手分けして製作し、天塩厳島神社にて交通安全の祈願をしました。土田部長は「40年以上この活動を女性部で続けてきましたが、年々、入学する児童の数が減ってしまい寂しいですが、元気で明るく楽しい学校生活を送ってもらいたいと願っています」と話されました。

●春の全国交通安全運動
春の全国交通安全運動が、4月6日から4月15日までの10日間行われました。7日に行われた人波・旗波運動は、あいにくの雨模様でしたが、新栄通2丁目から11丁目の沿道に42名の町民が立ち、登校する小中学生やドライバーに交通安全を呼びかけました。今回の運動の重点は、(1)こどもを始めとする歩行者が安全に通行できる道路交通環境の確保と正しい横断方法の実践、(2)歩行者優先意識の徹底とながら運転等の根絶やシートベルト・チャイルドシートの適切な使用の促進、(3)自転車・特定小型原動機付自転車利用時のヘルメット着用と交通ルールの順守の徹底、(4)飲酒運転の根絶、(5)スピードダウン、となっています。

●大型絵本、パネルシアターで物語
町と近隣地域の有志が企画・運営し、海岸通4丁目のレンタルスペース「サニースペース」で定期的に開催しているコミュニティ・カフェ「Te-to-Te+(テトテ・プラス)」が、3月30日に開催されました。遠別町社会福祉協議会スタッフで保育士の遠見裕美さんが「へんしんトンネル」の大型絵本読み聞かせと「ねこのおいしゃさん」のパネルシアター(大型ボードに不織布で作成した絵や人形を貼って動かし物語を表現)を披露し、会場に訪れた親子連れで賑わいました。この他、羽幌町在住の太田純子さんによるエッセンシャルオイルの体験講座、手作り雑貨品の販売、日用品や玩具のおすそわけ等が行われました。