くらし マチの話題(6月12日~7月9日)

●ひまわりの絆プロジェクト
今年も「ひまわりの絆プロジェクト」として、こども園や警察署、天塩高校の花壇でひまわりの種まきが行われました。
同プロジェクトは、平成23年に京都府内で発生した交通事故で亡くなった当時4歳の男の子が、幼稚園で育てていたひまわりの種を引き継ぎ、交通事故根絶の願いを込めて花を咲かせるという運動で、平成28年度から全国各地で行われています。
6月19日にこども園きりん組の園児らが参加した種まきでは、天塩警察署の警察官に見守られながら楽しそうに種をまく姿が見られました。

●天塩港航路維持へ 砂利組合らが寄付
6月17日、天塩地区砂利協同組合及び天塩港湾施設利用協同組合の組合員であるヤマシメ桑田海運(株)(桑田幸治代表・写真左)、北晃マリン(株)(村上彰一代表・写真中央)、(有)抜海運送(山本博文代表・写真右)が役場を訪れ、「よいみなと」の語呂合わせで413,710円を寄付しました。同組合は札幌市内の再開発事業に使われる砂利を運搬していますが、天塩港内に砂が流れ込み水深が浅くなるために、船舶への積載量を減らさざるを得ないという厳しい現状に触れ、港湾の整備に関して町長へ要望を行いました。

●田所さんが信金社会貢献賞
全国信用金庫協会が主催する「第28回信用金庫社会貢献賞」の個人賞に、稚内信用金庫天塩支店の田所彩さんが選ばれました。田所さんは平成23年4月に北留萌消防組合天塩町消防団に入団し、現在に至るまでの14年間、各種訓練や火災予防の啓発活動などで精力的に活動を続けていることが高く評価され、今回の受賞に至りました。
信用金庫社会貢献賞は、全国の信用金庫や役職員などが行う社会貢献活動に対して贈られるもので、今回は田所さんが道内で唯一の受賞となりました。

●赤十字奉仕団が介護タオルを寄贈
6月30日、天塩町赤十字奉仕団の草刈房子委員長らが町立病院を訪れ、介護タオル約6千枚を寄贈しました。
介護タオルは、使い古したタオルや不要になった衣服といった古布を、団員らが使いやすいサイズに裁断したもので、使い捨てのタオルとして院内の様々な場面で活用されています。同奉仕団は長年にわたりこの活動を続けており、古布は団員らが集めたもののほか、この活動を聞きつけた町外の方からも提供していただきました。

●こども園避難訓練and放水体験
7月8日、こども園で火災を想定した避難訓練が行われました。素早く園庭に避難することができた園児らは、北留萌消防組合天塩支署の職員が「火事や地震など怖いことが起きた時には、今日の訓練のことを思い出して避難してください」と呼びかけると元気よく返事をしました。
続いて行われた放水体験では、園児らが消防士の衣装に身を包み、火元と仮定したカンバンめがけて放水、カンバンが倒れると歓声が上がりました。続いて保育士らも消火器の使用方法を体験し、非常時に備え気持ちを新たにしました。

●テトテ・プラス5周年
令和2年に始まったコミュニティカフェ「Te to Te +(テトテ・プラス)」が5周年を迎えました。7月5日の開催では先着30名限定でドリンク無料券が配布され、最高気温26℃を観測した夏日のなか、訪れた人々は冷たいソーダやコーヒー、アイスや軽食などを楽しみました。
同時に鏡沼ではカヤックツアーが開催され、計14名が参加しました。はじめは慣れない手つきでパドルを動かしていた参加者たちも次第にコツを掴み、沼の一部に群生するスイレンなどを間近に楽しみながら沼を1周しました。

※画像など詳しくは本紙をご覧ください。