くらし マチの話題(1)(8月14日~9月10日)

●啓徳小物品譲渡会
8月24日・31日の2日間、昨年度末で閉校となった啓徳小学校の物品の譲渡会が行われました。
雄信内地域の住民を対象とした24日は、かつての卒業生や昨年まで在籍していた児童らが続々と訪れ、校内を歩き回りながら椅子やデスク、ロッカー、図書室の本、理科室の顕微鏡やフラスコ、給食の食器など思い思いの物品を運び出し、なかには跳び箱を持ち帰る人の姿も。物品が運び出された後の学校はまた少し寂しくなりましたが、思い出が染み込んだ品々は町内各地で「第二の人生」を歩むことでしょう。

●天高生が手紙の書き方学ぶ
8月27日、天塩高校2年生を対象とした「手紙の書き方体験授業」が行われました。日本郵便(株)北海道支社の手紙文化振興指導役・藤嶺和隆氏と寺岡重樹氏を講師として招き、職場体験の受け入れ事業所へのお礼状と宛名の書き方を指導しました。生徒らは、ポストに投函された手紙が宛先に届くまでの流れ等を学んだ後、実際に封筒や便箋への記入に取り掛かりました。畏まった形式の手紙に悪戦苦闘しながらも懸命に文章を紡ぎ、授業の後には「普段使わない言葉が多くて難しかった」「字を綺麗に書きたい」といった感想がこぼれました。

●お祭り気分!サロン縁日
8月29日、天塩町社会福祉協議会主催の「サロン縁日」が社会福祉会館で開催され、天塩・雄信内両地域の高齢者サロン参加者など約50名が集まりました。会場となった大ホールには射的や玉入れ、ボウリングやストラックアウトといったミニゲームが並び、ポップコーンやわたあめ、フランクフルトなども用意されてお祭り気分。参加者は会場を巡り、童心に帰ってゲームを楽しみ景品のお菓子を袋いっぱいに獲得して、賑やかな時間を過ごしました。

●「管内ゆるキャラ」オリジナル切手
日本郵便(株)北海道支社では、「てしお仮面」を含む留萌管内のマスコットキャラクターをあしらったオリジナルフレーム切手「萌か留た“北海道の左上”留萌管内ゆるキャラ大集合」の販売を8月25日より開始しました。9月1日、日本郵便(株)留萌地区連絡会統括局長の長谷川増毛郵便局長、天塩郵便局の佐藤局長、雄信内郵便局の田中局長が吉田町長のもとを訪れ、ディスプレイ(1シート)が贈呈されました。同フレーム切手は留萌管内及び道内各所の郵便局で1シート1700円(85円切手5枚、110円切手5枚のセット)で限定500枚が販売されています。留萌管内の観光PRに一役買うことが期待されています。

●天小児童「しじみ」を学ぶ
町の特産である「しじみ」について体験を通じて学ぶ「いきいき水産学園」が、天塩小学校3年生19名が参加し行われました。天塩川で実際にしじみ漁を行う様子を見学し、漁師さんから漁や船の説明を受けました。その後、北るもい漁業協同組合天塩支所を訪れ、選別機を使い、貝を大きさごとに選別する様子や、加工場でパック詰めする様子を見学しました。続けて、留萌地区水産技術普及指導所の坂口指導員を講師として、しじみが2cm以上に成長するには約7年かかる等の生態や特徴、また、解剖により部位ごとの機能や構造を学んだ他に、顕微鏡を使って幼生体も観察しました。

※画像など詳しくは本紙をご覧ください。