くらし マチの話題(2)(8月14日~9月10日)

●警察and消防による水難救助訓練
9月2日、北海道警察旭川方面天塩警察署主催による北留萌消防組合天塩支署と合同での水難救助訓練が鏡沼海浜公園にて行われました。警察署員8名、消防署員5名が参加し、ゴムボート3艇を用いて、水難事故や大雨災害が発生した際に救助を迅速的確かつ安全に対応するため実施されました。訓練では、ボートの組立、操船、溺れた人に見立てた水面に浮かべたダミー人形を救助し、ボートで搬送する手順、ロープやスローバックを用いた救助方法の実演、胴長靴を履いた状態での訓練を行いました。今回、警察と消防による合同訓練は2年ぶりに実施されました。

●サイバー防犯ボランティア
9月4日、天塩警察署で「サイバー防犯ボランティア講習会」が開催され、役場職員や町内の金融機関職員、高校教諭など12名が参加しました。サイバー防犯ボランティアとは、インターネットやSNSなどを悪用したサイバー犯罪の被害防止のための教育活動や広報啓発活動、サイバー空間の浄化活動などを行う自主的な防犯活動です。講習では、近年増加傾向にあるサイバー犯罪の被害事例のほか、SNS上で行われているいわゆる「闇バイト」の募集や、隠語を使った薬物の取引等を見つけた時に通報する手順などを学びました。

●天塩町防災訓練
9月6日、スポーツセンターで今年度の防災訓練・防災講話が行われました。講話では、今年6月に公表された日本海沿岸で発生する地震・津波の新被害想定と、過去の災害の映像やデータを交えながら日頃の備えや適切な避難行動で被害を抑えられること等が説明されました。駐車場で行われた車両・装備品展示では、自衛隊車両や消防車のほか、北海道には1台しか配備されていない道警機動隊の高性能救助車(ウニモグ・写真左上)も登場し、乗車したり記念撮影をしたりする人々で賑わいました。講話の後には、自衛隊の炊き出し設備で調理されたわかめご飯と豚汁が振る舞われました。

●天塩フェニックス全道大会出場
バレーボール少年団「天塩フェニックス」は、9月20・21日に深川市で開催される「第23回北海道スポーツ少年団バレーボール交流大会」と、11月1・2日に富良野市で開催される「第45回イエスタ杯北海道小学生バレーボール大会」への出場が決まり、9月8日に大会に出場する団員らが役場を訪れ、吉田町長に出場報告を行いました。主将の吉田征叶(うきょう)さんは「交流大会は全国大会へ行ける今年最後のチャンスなので頑張りたい。イエスタ杯は3位までのチームが全国大会に行けるが1位で通過したい」と意気込みを語り、町長は「全国大会を狙ってください。期待しています」と激励しました。

●羽幌フェニックスM全道大会出場
管内の中学生で構成される野球チーム「羽幌フェニックスミドル」は、9月13日から遠軽町で開催される「文部科学大臣杯第17回全日本少年春季軟式野球大会ENEOSトーナメント北海道少年軟式野球選抜選手権大会名鉄観光トーナメント北・北海道大会」への出場が決まり、9月8日、同チームに所属している天塩中学校1年生の宍戸皓哉(こうや)さんと中岡憂莉(ゆうり)さんが吉田町長に出場報告を行いました。2人は「メンバーが11人しかいないが、自分たちの野球をして最後まで頑張りたい」と話し、町長は自身の野球経験にも触れつつ、「ケガに気を付けて、上位を狙ってください」と激励しました。

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