- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道猿払村
- 広報紙名 : 広報さるふつ Vol.537 令和7年2月号
■Hello!! ALT
外国語指導助手(ALT)
キム
▽穏やかで幸せな年末年始を過ごしました
今回の年末年始は、沖縄にいる母が北海道に会いに来てくれました。旭川に迎えに行ったその日、沖縄は20℃、旭川は-9℃だったため、飛行機から降りたときの寒さに驚いたそうです。母が北海道に初めて来たのは一昨年の3月だったので、日本特有のふわふわとした雪の感触に感動しており、雪道を楽しそうに歩いていました。また、アメリカの祖母の家にはクリスマスの装飾がたくさんあり、その中に雪の積もったツリーの飾りがあるのですが、「その飾りのままの景色が広がってる!」と不思議そうにしていました。ほかにも、旭山動物園でペンギンの散歩を見たのですが、大雪の積もった動物園ではペンギンたちも気持ちよさそうで、とてもかわいかったです。猿払に到着した後も、吹雪で施設などが臨時休業になるのが珍しいようで、大自然の厳しさに驚いていました。
私は、母が作る鶏肉の手羽先と昆布の煮物が大好きなのですが、今回、作って来てくれました。2、3年ぶりに食べることができて嬉しかったです。ほかにも、様々な沖縄の家庭料理をたくさん食べました。母にはホタテやいくらなどを食べてもらったのですが、その美味しさに感動していました。遠いところから会いに来てくれた母と、ゆっくりとした年末年始を過ごすことができました。
■Xin chào!! CIR
国際交流員(CIR)
アイン
▽初めてスキーに挑戦しました!
村民の皆様、明けましておめでとうございます。猿払村の冬は、雪が一面に積もり、屋根も真っ白に覆われて、どこまでも続く銀世界のように見えます。そんな冬、私は初めて村のスキー場でスキーに挑戦しました。
スキーに行く前、インターネットで「スキー初心者の滑り方」や「スキー初心者が最初に覚えるべきこと」を検索し、動画も見て、頭の中では完璧なイメージができていました。しかし、実際のスキー場は全く別世界。雪上でバランスを取るのは難しく、足は思うように動かず、何度も転びました。頭で理解していたことが身体では全くできず、「もうやめたい」「帰りたい」と思うことも。そんなとき、友達の「大丈夫!次はうまくいくよ!」という声が、転ぶたびに立ち上がる力をくれました。
何度転んだか覚えていませんが、繰り返しているうちに少しずつコツをつかみ、ついには滑れるようになり、本当に嬉しかったです。その瞬間、スキーの楽しさを初めて感じました(笑)。ただ、美しい雪景色の裏には、雪道の運転の怖さや除雪作業の大変さがあることも実感しました。やはり私は、冬より夏が好きだなと改めて感じます。
最後になりますが、今年も皆様が健康で幸せに満ちた一年を過ごされますよう心よりお祈り申し上げます。