くらし いきいきうらかわ

■地域の防災力向上を目指してゼロネクストワンアリーナで防災訓練を開催
10月5日に町が主催する「浦河町防災訓練」がゼロネクストワンアリーナで開かれ、地域住民や消防や自衛隊などの関係機関が参加しました。
訓練は、大規模な災害(津波)を想定して実施。午前9時より、住民らは防災無線の訓練放送を聞き、実際に高台へ避難を行いました。
また、ゼロネクストワンアリーナでは、ダンボールベッドや防災用テントの設置訓練のほか、各種防災に関する展示が行われました。
閉会式で池田町長は「先の津波や今回の訓練を通じて私たちも多くの気づきがあった。皆様も訓練に参加し、意見などもあると思う。ぜひ、安全・安心なまちにするためにも、役場へ意見をお寄せいただければ」と呼びかけました。

■うらかわ産業まつりが開催!野菜や秋サケなどの秋の味覚を楽しむ
9月28日に、「うらかわ産業まつり」が役場前駐車場で行われ、浦河の秋の味覚を楽しもうと町内外より約2、000人の方が訪れました。
会場では、野菜(玉ねぎ、にんじん、じゃがいも)やいちごの詰め放題、和牛串の販売、秋サケのつかみ取りが開催されました。
秋サケのつかみ取りでは、参加者らは逃げるサケを捕まえ、にっこりと笑顔を見せていました。
つかみ取りに友達と参加した濱谷優真さん(浦一中1年生)は「サケを捕まえるのは思ったよりも簡単だった。捕まえたサケは塩焼きにして食べたい」と話していました。

■愛馬の息災を浦河神社で祈願地域おこし協力隊千本木隊員が主催
浦河町地域おこし協力隊の千本木隊員が主催する「馬のまち浦河の愛馬息災祈願」が10月1日に浦河神社で初めて開催され、愛馬の長寿息災を祈りました。
このイベントは、近年引退した競走馬などを愛馬として大切に育てている方が増えており「馬のまち浦河」で、健康と長寿を願うことで地域の特色を広げる目的に試験的に開催。参加者の中には東京から参加した方もいました。
参加したキャンディーファームの太田泉代表は「牧場に13頭ほど馬がおり、中には31歳になった馬もいる。これからも元気で長生きしてほしい」と話していました。

■おなかの健康を守るために浦河赤十字病院がセミナーを開催
9月30日、浦河赤十字病院が主催する「札幌医科大学消化器内科学講座地域公開セミナー2025おなかの健康を守るために」が総合文化会館で開かれ、町内外から約270人が参加しました。
このセミナーは、医療関係者や健康に関心のある方を対象に、消化器がん治療を推進することを目的として開催されたものです。
講演では、札幌医科大学の大和田紗恵先生・三宅高和先生・潟沼朗生先生が登壇。薬を用いた治療、内視鏡検査などについて症例を交えながら説明し、参加者に「早期発見・早期治療の重要性」を強調しました。

■有限会社山田昇史牧場が函館2歳Sを制覇した記念に役場へテレビを寄贈
有限会社山田昇史牧場(山田昇史代表)より10月6日、役場へテレビが寄贈されました。
テレビは牧場の生産馬「エイシンディード号」が7月20日に函館競馬場で開催されたGIIIレース「第57回函館2歳ステークス」を制した際の賞品として贈られたもので、同牧場の生産馬が中央のグレードレースを制するのは初めてのこと。
山田さんは「レースはテレビで見ていて、スタートが良く、直線に入ったときにまさか勝つのかと思って見ていた」と話し、テレビについては「町民の皆さんにぜひ、役場のロビーで(議会中継など)大きなテレビで見てほしい」と述べました。

■100年後も活発な交流を願って三田市と友好都市提携を締結
10月7日に赤心社記念館(荻伏町)で、三田市・浦河町友好都市提携調印式が開かれ、池田町長と田村市長が宣言書に署名し、友好都市提携を結びました。
兵庫県三田市(旧三田藩)は、明治14年に浦河町(旧荻伏村)へ入植し開拓した「赤心社」の初代社長の鈴木清さんの出身地であり、約150年が経過した今でも商工会議所などの民間で交流が続けられてきました。
調印式で、池田町長は「念願の友好都市提携を結ぶことができ、うれしく思う。今日をお互いの出発の日とし、発展していくことができれば。100年、200年後も、子どもたちが活発に交流してくれることを願っている」と話しました。