子育て 令和6年度全国体力・運動能力、 運動習慣等調査結果

令和6年度「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」が全国の小学校5年生と中学校2年生を対象に行われ、町内各学校においても実技調査や運動習慣・生活習慣に関する質問紙調査を実施しました。

◆体力・運動能力に関する調査の結果《各種目の状況》
※全国の結果を50としたときの数値(T得点)

▽小学5年生(学校数:3校 児童数:133人)

女子が全ての種目で全国・全道平均を上回り、男子も全ての種目で全国平均を上回りました。特に男女ともに長座体前屈・反復横とびが全国・全道平均を大きく上回り、柔軟性や敏捷性(びんしょう)に長所が見られます。

▽中学2年生(学校数:3校 生徒数:136人)

男女ともに握力・持久走の2種目で全国・全道平均を上回り筋力や全身持久力・長距離走能力に長所が見られ、全国・全道平均に届いていない長座体前屈・立ち幅とび・ハンドボール投げについても平均に近い結果となっています。一方で、敏捷性や疾走能力には課題がある状況です。

◆運動に対する意識
運動に対する意識については、「運動やスポーツをすることは好きですか」の問いに対し、小学生男女、中学生男子の約9割、中学生女子の約8割が「好き・やや好き」と肯定的な回答をしています。また、小・中学生ともに「体育の授業が楽しいですか」の問いに対し、肯定的に回答した児童・生徒は全体の8~9割となり、各学校において、運動やスポーツを好きになる、楽しく思えるような授業の工夫や改善が行われていることを示す結果となりました。

◆生活習慣
朝食の摂取率は、小・中学生ともに約6~7割となり、全国・全道平均を下回っています。また、平日のテレビやゲーム、スマートフォンなどの使用時間について、3時間以上使用している児童・生徒は小・中学生ともに5割を超え、全国・全道平均と比べてその使用時間の長さに課題が見られ、朝食の摂取率と合わせて生活習慣の改善が必要となる結果となりました。

◆新ひだか町の体力向上策
◎全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果を基にした体力テストや体育、保健体育科の授業、体育的行事の改善
◎町独自の「体力向上サポーター派遣事業」による体育、保健体育科の指導方法の改善◎体力向上に関する「1校1実践」の継続
◎「早寝・早起き・朝ごはん」運動、「アウトメディアチャレンジ」を継続し、望ましい生活リズムの確立と生活習慣の改善
◎スポーツ教室や大会などの運動機会の確保と参加促進
◎望ましい食生活および食習慣を身に付けさせるための食育の推進

問合せ:教育委員会管理課
【電話】49-0088