くらし 帯広大谷短期大学連載 つながるちから 第85回

■初めての施設実習
社会福祉科介護福祉専攻
2年 熊谷茉華(まなか)

2月に約2週間、特別養護老人ホームで介護実習をさせていただきました。今回は、利用者一人一人の気持ちを尊重し、一緒に楽しめる環境をつくることを目標に取り組みました。
レクリエーションではボッチャを行い、「できるかな」と不安そうだった利用者さんも、声掛けを工夫することで安心して参加してくれるようになりました。利用者同士で声を掛け合う場面もあり、安心して楽しめる雰囲気づくりの大切さを実感しました。
また、レクリエーション後に「楽しかったよ」と笑顔で話してくれたことが印象的で、一緒に楽しい時間を過ごせたことをうれしく感じました。この体験から、気持ちに寄り添うかかわりは、利用者さんが充実感を持てる生活を送るために重要であると考えました。
実習を通して、利用者一人一人の気持ちに寄り添うことの大切さを改めて学ぶ事ができました。利用者の皆さんが自然と笑顔になれるような介護福祉士を目指し、これからも学んでいきたいと思います。