- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道芽室町
- 広報紙名 : すまいる 令和7年5月号
第2回目は、前回の“もいもいさん”のお話の続き、「育休を取って気づいたことは…」というお話です。
まず、子育てと家事を両立することの大変さです。どちらか1人が全てやって過ごしているパパママは本当にすごいです。これが毎日続くと大変すぎてパンクしちゃうけど、そこを2人だから分担できています。
実際、育休を取る前は、育児のことしか想像しておらず、家事のことはあまり考えていませんでした。正直、ほとんどの時間を「子育て」に割いていくと思っていました。スタートすると、育児はもちろん家事もとにかくやることがいっぱい!です。産後すぐは、父親が育児でできることは少ないので、できる限り家事全般は自分がしていました。妻からは、「育児をする中で、パパ、ママの役割の違いは「母乳をあげる」くらい。それくらいしか違いは無いよ」と言われました。しかし、その母乳をあげる存在の違いは大きいと思いました。特に新生児のときは、1日の中で授乳回数も多く、そこに割く時間や体力、精神力を考えると、ママは「偉大」だなと思いました。粉ミルクも併用するようになると、その役割は担うことができるようになりましたが、当時は役に立っているのかと無力感さえ感じていました。
一緒に育児をする中で、特に決め事は無く、今でも自主的に動ける方が動いています。“暇な時間はもったいない”と思うようになり、「今これをした方がいいかな、足りてないものないかな」など、今何をすべきかを考えるようになりました。生活の真ん中にこどもがいることで、寝かしたい時間から色々なことを逆算して、お風呂、食事時間などを「考える力」がついたことにも気づきました。もちろん、うまくいくことばかりではありません。離乳食をレンジで解凍するとき、温め時間を間違えて、庫内で爆発させることは、今でもしょっちゅうあります(笑)
(次号が“もいもいさん”のお話の最終回になります)
問合せ:子育て支援課子育て支援係
【電話】62-9733(窓口1階4)