子育て 令和7年度全国学力・学習状況調査結果の概要~芽室町の児童生徒にかかわる調査結果(2)~

6.町内小学校、中学校に対する質問紙調査結果(一部抜粋)
▽自分には、よいところがあると思いますか

「自分には、よいところがあると思う」に「当てはまる」もしくは「どちらかといえば当てはまる」と回答した割合は、小学生、中学生とも、昨年に引き続き全国・全道平均より高い傾向にあります。今後も成功体験を積み重ね、学習意欲や良好な友人関係、進路目標の明確化につながる自己有用感等の醸成に努める必要があります。

▽地域や社会をよくするために何かしてみたいと思いますか

「地域や社会をよくするために何かしてみたいと思う」に「当てはまる」もしくは「どちらかといえば当てはまる」と回答した割合は、小学生は昨年度より約10ポイント上昇し、全国・全道平均を上回り、中学生は昨年度同様、全国・全道平均より高い傾向にあります。ふるさとに愛着と誇りをもち、心豊かでたくましい児童生徒を育むため、今後も探究・提案・発信型の「めむろ未来学」を中心に、地域の教育資源を生かした教育を推進していく必要があります。

▽将来の夢や目標を持っていますか

「将来の夢や目標を持っていますか」に「当てはまる」もしくは「どちらかといえば当てはまる」と回答した割合は、小学生は昨年度より約13ポイント上昇し、全国・全道平均を上回り、中学生は昨年度同様、全国・全道平均より高い傾向にあります。
児童生徒が主体的に進路を選択できる力などを育むため、今後も郷育・夢育を重視した「めむろ未来学」をはじめ、各種体験学習やキャリア教育を推進していく必要があります。

▽学校の授業時間以外に、普段(月~金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、勉強をしていますか(学習塾で勉強している時間や家庭教師の先生に教わっている時間、インターネットを活用して学ぶ時間も含む)

家庭学習の時間は、小学生、中学生ともに、全国・全道に比べ、少ない傾向にあります。しかし、小学生では「1時間未満」が昨年度の7割以上から、今年度は約6割に減少し、家庭学習の時間が増加しました。引き続き小学生、中学生ともAIドリル等を活用した予習や復習等をしっかり行い、確かな学力を身に付けるための学習習慣の確立や充実が必要です。
※質問紙調査結果については、無回答を除いており、各回答内容についても、小数点第1位で機械的に計算されていることから、合計が100にならない場合があります。