くらし 6月23日から29日は男女共同参画週間

■アンケート調査結果
今年度は男女共同参画推進計画を改訂する年です。そこで、昨年7月に500人を対象に男女共同参画に関するアンケート調査を行いましたので、その結果の一部をお知らせします。
・調査対象…村内に在住する18歳以上の男女500人(無作為抽出により選出)
・回答数…139人(女性82人、男性50人、性別無回答7人、回答率27.8%)

◇家庭について
(1)「男女共同参画の意識やその取組が進んでいないと思うもの」について、最も多かった回答が「家事」51.1%、次いで「子育て」48.9%、「介護」46.8%という結果になりました。
前回(令和2年度)の調査結果と比べると、「家事」、「子育て」の数値は20%近く減少しており、意識が変わってきている(取組が進んでいる)ことがわかります。

(2)「家庭で男女平等だと思うか」を尋ねた項目でも、「男性優遇」だと思う人の割合が減り、「平等」と回答した人が増加しました。
とはいえ、「平等」と答えた人の割合は全体の半数以下の40.3%に留まっており、まだまだ取組を進める必要があります。

(1)男女共同の意識や取組が進んでいないと思うもの(令和2年度との比較)

(2)「家庭生活」の中で男女平等だと思うか(令和2年度との比較)

◇職場について
(3)「女性が働きやすい状況か」を尋ねた項目では、半数近い48.9%の人が「働きやすい状況にある」と回答し、「役職に就く女性が増えた」や「産休・育休の制度が使いやすくなった」という意見が挙げられました。
一方、「働きやすい状況にあると思わない」と回答した人の中には、「子どもが病気の時に母親が休むことが多く、負担になっている」との意見もありました。

(4)「男女共同参画社会を実現するために職場で必要だと思う取組」を尋ねた項目では、「育児や介護の休暇制度を充実させ、取得しやすくする」という意見が最も多く、66.2%となりました。育児や介護で休暇を取得した人がいる場合、代替の人員配置を求める声も複数あり、雇用側の取組が求められています。

いただいた意見は、今後、男女共同参画推進計画などに反映していきます。回答にご協力いただきありがとうございました。

(3)現在の社会は女性が働きやすい状況か

■ご存じですか?中札内村の取組
村では主に男女共同参画週間に合わせて様々な取組を行っています。
・図書館に「男女共同参画のコーナー」や掲示板を設置
・毎年、男女共同参画に関する図書を寄贈
・村内の中学生を対象とした作文コンクールの実施、受賞作品の公表
・小学校での関連絵本の読み聞かせ
今後も公式SNSで取組の紹介を行っていきますので、「いいね」を押していただけると励みになります!

アンケート結果の全容は村ホームページに公開していますので是非ご覧ください。

お問い合わせ:総務課企画財政グループ
【電話】67-2491