くらし 村長室だより No.100 多くの意見・要望を村政に!

〜子どもからお年寄りまで笑顔と笑い声があふれ、一人ひとりが輝く村〜

◆東京都豊島区立千登世橋中学校の生徒が修学旅行で視察
5月14日(水)、修学旅行の一環で東京都豊島区立千登世橋中学校の生徒と引率教員120名が本村を訪れ、ロボットトラクターやドローンによる農薬散布の実演などを通して、先進技術を駆使したスマート農業について、研修を行ないました。道内からは毎年10月に江別市の立命館慶祥中学校の1年生がスマート農業の視察研修に本村を訪れていますが、東京都内の中学校が修学旅行で来村するのは初めてです。また、旅行業者によると十勝管内だけで完結する修学旅行は珍しく、観光目的ではない、課題追求型の修学旅行が年々増えているとのことでした。ふるさと館を会場に、はじめに企画政策課の八木上席主査から本村のスーパービレッジ構想の説明を行ない、続いて本村と包括連携協定を結んで研究を積み重ねている東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部の郭准教授から植物フェノミクスや更別での研究内容と成果について講義が行われました。その後、実習としてロボットトラクターのデモ走行と試乗、株式会社バード・アイ・エンタープライズの大橋社長にドローンの飛行実演を行ってもらいました。ロボトラの試乗では、完全無人自律走行に驚きの声が上がり、生徒からの質問も多く出ていました。また、最新の国内最大級のドローンが空を舞い上がり、農薬を模した大量の水の散布にも、ひときわ大きな歓声が上がりました。
千登世橋中学校の小林校長先生からは、「子どもたちが生活しているのは、主に消費者としての市場を展開している場所で、実際に生産者の皆さんとの接点や生産現場を見ることが少ない。そう行った意味では、最先端のスマート農業が進む更別村での見学や体験は、大変に意義あるものと考えている。」とお話をいただきました。私としても、修学旅行の訪問先に更別村を選定していただき、心から嬉しく思うと同時に、こんな名誉なことはありません。
現在の大型農業と先進技術の一端を生徒の皆さんにみていただいたことに深く感謝申し上げるとの謝意をお伝えしました。来年から、都立の中学校の修学旅行での来村が増えるかもしれませんね。

◆おかげさまで 「村長室だより」100号!!
今月の広報紙の「村長室だより」が村長10年目で、通算100号となりました。村長就任以来、様々な出来事や出張、要請活動、各種会議、総会、大会参加を折に、村民の皆さんに伝えたいことを、その都度取り上げてきました、幅広い話題を提供することで、ガラス張りで透明な村政になるように心がけてきました。100号の節目を迎えることにより、より一層の村民の皆さんとの情報共有を図って参りたいと考えています。今後も「村長室だより」をよろしくお願い致します。