- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道更別村
- 広報紙名 : 広報さらべつ 令和7年6月号
100歳までワクワク
世代を超えてみんなでつながり合う
幸せな地域 更別村
【超なまら本気スマート農業】
◆農業ICT〜ロボトラで播種(はしゅ)作業開始〜
ふるさと館の旧試験ほ場で、スーパービレッジ構想の超なまら本気スマート農業の取り組み事業の一つロボットトラクター(ロボトラ)による無人走行での実証実験が今年度も行われています。5月16日には大豆とデントコーン、昨年はなかったビートの播種作業、5月20日には馬鈴薯の蒔き付け、5月29日には昨年ズレが生じ、課題が残ったロータリーヒラーによる畝立て作業が行われ、真っ直ぐな畝や間隔の精度向上が確認されました。
6月からは、バイオスティミュラント(高温対策タイプの液剤)の散布を実施し、慣行区と試験区での生育状況を比較、確認します。
問い合せ:企画政策課スーパービレッジ担当
【電話】52-5252
【ゼロカーボンセミナー】
◆脱炭素の重要性とコスト削減
5月22日、社会福祉センターでは北海道温暖化防止活動推進員の安久津怜生さんを講師に事業者向けの『ゼロカーボンセミナー』が開催され、33名が参加しました。
セミナーでは、脱炭素やGX(グリーントランスフォーメーション)とはなにかという基礎的な話しから、各地域で行われている取り組み、国や道の補助事業を紹介し、ゼロカーボンの理解を深めました。
安久津さんは、山の木を切り開いて建設されたメガソーラが引き起こす土砂崩れやソーラーパネルの廃棄、電気自動車製造時に大量に排出されるCO2に対し本当に環境に優しいのか、見せかけの脱炭素ではないかと警鐘を鳴らし、製品の製造から廃棄までのCO2排出量を測るライフサイクルアセスメント(LCA)を確認して製品を選ぶことが重要とアドバイスしました。
その後、十勝総合振興局職員より北海道のゼロカーボンの取り組み状況、新エネルギーに関連した補助事業の説明がありました。
参加された方から「身の回りの家電を最新のものと温室効果ガス排出量を比較して、どれくらい違いがあるのか確認してみたい」という感想もありました。
問い合せ:企画政策課政策調整係ゼロカーボン担当
【電話】52-2118