- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道足寄町
- 広報紙名 : 広報あしょろ 令和7年12月号
■ミニ発掘の秘密
『化石体験』は博物館での化石を扱う仕事を疑似的に体験でき、さらに本物の標本やレプリカが手に入るという、一度で二回楽しい体験です。そのなかの一番人気はなんといっても『ミニ発掘』で、化石や鉱物の発掘とクリーニングが体験できます。一番人気なだけあって来館者からの質問も多く、さまざまな質問をもらいます。よく聞かれる質問の一つは、「これ、中身は本物ですか?」です。中には掘り出した化石やクリスタルを指して、最初から「これ、レプリカですよね?」と言われることもあります。もちろん中身は本物の化石やレプリカです。安心して実物を手に入れてほしいと思います。
また「こんなに足寄で化石や鉱物が手に入るんですか?」と聞かれることもあります。残念ながらこの質問には「違うんですよね…」と答えるしかありません。しかし逆に、さまざまな化石や鉱物が世界中からやってきていることを知ると皆さん驚かれます。足寄からは希少な骨の化石が見つかっていることもあわせて伝えます。ただ、中身は足寄産ではありませんが、外側のブロックの部分は足寄産です。町内でも白っぽい崖が見える場所がありますが、あれらは昔の火山の噴火で堆積した火山灰からできています。博物館ではあの火山灰を使ってミニ発掘のブロックを作っています。ですから、中身はともかく「ミニ発掘」が足寄産だというのは間違っているわけではありません。しかし足寄でもメノウなどは見つかることがあり、これを使った化石体験も企画しています。お楽しみに。
「どれがレアですか?」「一番高いのはどれですか?」「売ったらいくらになりますか?」なども、よく聞かれます。「企業秘密です」と答えたいところですが、価格は時期によって変わってしまうことや、石屋さんによって違うことなどを話すこともあります。やはり宝石としても扱われるルビーやエメラルドなどは「そういう石」かもしれません。レア度で言えば、一見地味なサンゴの化石やオーストラリアでしか見つからないモッカイトなどは、実はレア度が高いです。「価格が高い」「人気がある」「見つかりにくい」というのが一致していないのがおもしろいところです。
詳細:博物館
【電話】25-9100
