くらし ゼロカーボンシティの実現を目指して 第38回

■足寄町地球温暖化対策実行計画(事務事業編)令和6年度実施状況のお知らせ
本町では、温室効果ガス(二酸化炭素)の削減を目的とした実行計画を策定し、地球温暖化対策に取り組んでいます。
この計画は、町が所有管理する全ての公共施設と事務事業について温室効果ガス排出量削減を行い、地球温暖化対策を推進するもので、「地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)」に基づき、毎年1回、取り組みの状況や温室効果ガス総排出量を公表しなければならないことが規定されています。
令和5年度に改定した「足寄町地球温暖化対策実行計画(事務事業編)『第2次足寄町エコチャレンジプラン』」では、平成25年度の温室効果ガス排出量を基準とし、令和12年度までに51%削減する目標を掲げており、目標達成のため、省エネルギーの推進や二酸化炭素削減の取り組み推進、普及啓発活動など温室効果ガス削減に取り組んでいるところです。
令和6年度については、基準となる平成25年度の温室効果ガス総排出量から15・27%の削減となり、そのうち、電気の消費による温室効果ガス排出量については公共施設や街路灯・防犯灯のLED化により19・6%の削減となりました(図1)。
また令和6年度で温室効果ガス排出量の多い施設を順に並べると、国保病院(829t)、温水プール(656t)、特別養護老人ホーム(391t)などとなっています。上位10件の合計は3,695tで、全施設の65%を占めています(図2)。
地球温暖化は、私たちの生活だけでなく、自然環境や生態系にも多大な影響を与えています。
現在、世界的に2050年(令和32年)までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルの取り組みが進んでおり、本町においても令和3年9月1日に「ゼロカーボンシティ」を宣言し、目標達成に向けた取り組みを進めています。
足寄町の産業や豊かな自然を守るため、各家庭や事業所においても温室効果ガスの排出削減にご協力願います。

◎温室効果ガス(二酸化炭素)排出状況【△はマイナス】(図1)

◎施設別温室効果ガス排出量(単位:t)上位10位(図2)

詳細:役場農林課ゼロカーボン推進室
【電話】28-3862