- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道白糠町
- 広報紙名 : 広報しらぬか 令和7年9月号
てがみには、住所・氏名・年齢・職業を記入してください。(広報掲載時に氏名は載りません。)なお、ひぼう・中傷や営利を目的とする内容は掲載しません。
■人工透析について
70代・女性
白糠町内で、人工透析をできるようにしてほしいです。
○お答えします
現在の白糠町における医療提供体制等について、説明します。
人工透析は、腎臓の機能が低下した患者さんにとって生命維持に不可欠な治療法であり、通常週3回程度、継続的に受けていただく必要があります。
この治療を安全に実施するためには、腎臓内科専門医または泌尿器科専門医の常勤配置、透析専門看護師や臨床工学技士などの専門スタッフの確保、人工腎臓装置や水処理装置などの専門設備、24時間緊急対応体制の整備が必要となります。
昨今の地域における医療情勢などからも、これらの体制を新たに整備することは非常に厳しく、残念ながら町内での人工透析治療の実施は困難な状況です。
このたびいただいたご意見につきましては、これまでも人工透析治療を受けている皆さんから要望をいただいており、不便に感じられていることは存じていますが、このような事情などから実現が難しいところです。
町といたしましては、今後も町外の医療機関に通院されている方に対して交通費の一部を助成し、経済的負担の軽減に努めてまいりますので、ご理解をお願いします。
〔健康こども課〕
■マイマイガ幼虫による被害実態について
80代・男性
6月中旬頃から山間部の道路上で徘徊する多くの毛虫を目にし、7月上旬の一部林地では、木々の葉が茶色に変わり、落葉も確認できるようになりました。
その原因がマイマイガの幼虫による食害と分かりましたが、白糠町としても今後の対応等からどの地域で発生しているか、まずは実態を把握すべきと考えます。
○お答えします
山間部の道路上でのマイマイガの幼虫の発生についてですが、山間部を確認したところ、確認をした時期や気候の影響か幼虫の確認はできませんでした。
しかしながら、マイマイガは、例年に比べ全道的にも大量発生しているところであり、本町の市街地におきましても発生を確認しています。
マイマイガは「異常気象」や「環境の変化」が大量発生の要因の一つと考えられており、町といたしましては、発生情報の収集や発生時の対処法など、町ホームページを活用し発信していますので、ご理解とご協力をお願いします。
また、今回の発生に伴い、ご自宅等で卵を発見した場合は、除去することで、来年の5月頃からふ化する幼虫を減らす有効な対策となりますので、ご協力をお願いします。
※除去方法については、町ホームページを参考としてください。
〔町民サービス課〕