くらし 未来へ前進、別海町~これが今年のしごとです~主な事業紹介(1)

■第7次別海町総合計画
愛称「みんなで つなぐ 実りある ふるさと 共創プラン」

町民の皆さんと行政の間で情報を共有することを目的に、町が重点的に行う事業やぜひ活用していただきたい制度などを広報5月号、6月号にかけて紹介していきます。
※町の予算は、千円単位で構成されていますが、本記事は万円単位で表記しているため、実際の予算額とは差異が生じていることがあります。

◆次世代への投資
◇社会勉強バックアップ・Uターン加速事業 632.1万円
家計や物価高騰に不安なく進学ができるよう、奨学金の利子の償還を全額支援し、町内に就業した場合は、職種に関わらず元金の償還を支援

町内の子育て世帯を支援し、未来を担う子どもたちの進学や社会勉強を力強く後押しするため、別海町独自の新たな奨学金制度を導入します。
この制度では、月額上限10万円、返済期間は最長10年間で、利子分は町が全額を支援することにより、無利子としてご利用いただける奨学金の貸付事業を行います。
また、これまで医療関係などの特定職種に限られていた返済支援を拡充し、職種を問わず別海町へUターンした方を対象として、元金の返済支援を行います。
この取組みにより、物価高騰や家計への負担を軽減し、若者が安心してふるさとでの暮らしを選びやすくする環境づくりを目指します。
現在、制度の利用開始に向けた準備を進めており、詳細や開始時期が決まり次第、町民の皆さんにお知らせします。

本事業は、子ども・子育て応援基金を活用しています。

問合せ:地域創生課【電話】0153-74-9504

◇地域子ども・子育て支援事業 ファミリー・サポート・センター事業 886.0万円
ファミリー・サポート・センター運営業務委託

別海町ファミリー・サポート・センターは、子育ての援助を受けたい方(利用会員)と援助をしたい方(協力会員)が会員となって、育児を助け合う会員組織です。
保育園等の開始時間前や終了後に子どもを預かってほしい、保育施設等へ送迎してほしい、買い物や通院など保護者の都合で一時的に子どもを預かってほしい場合などに利用ができます。
利用会員は、入会の申し込みが必要になり、協力会員は会員登録後に子育てに関する知識を学ぶための講習会に参加します。
業務委託先では、会員の募集や登録、利用会員と協力会員との連絡や調整、講習会の開催等を行います。

本事業は、ふるさと応援基金を活用しています。

問合せ:福祉課【電話】0153-74-9642

◇学校給食費無償化事業 11,900.0万円
小学校及び中学校に在籍する児童生徒の学校給食費無償化

学校給食センターでは、子どもたちの心と体の成長を支えるために、安心・安全で栄養のバランスの整った給食を公立認定こども園(幼稚園型)2園、認定こども園中春別保育園、へき地保育園3園、小学校7校、中学校7校に提供しており、令和6年度からは、保護者の経済的負担の軽減を目的として、小学校及び中学校に在籍する児童生徒の給食費の無償化を実施し、子育て支援の充実を図っています。

本事業は、子ども・子育て応援基金を活用しています。

問合せ:学校給食センター【電話】0153-75-2854

◇妊産婦安心出産支援事業 311.9万円
妊産婦に対する交通費及び宿泊費助成、出産準備に係る付き添い者宿泊費助成

現在本町に居住するすべての妊産婦は、町外の医療機関へ通院しなければならない状況にあるため、妊婦健診や出産準備、出産後の産婦健診に係る交通費と、出産準備などに要した宿泊費の一部を助成することで、妊産婦とその家族の経済的負担を軽減し、安心して子どもを産み育てられる環境の充実を図ります。

助成回数:
・妊産婦健診に係る交通費助成…産前14回、産後1回まで
・出産準備に係る交通費及び宿泊費助成…1回(1泊)まで
・妊婦の付き添い者に係る宿泊費助成※…1泊まで
※付き添い者は1名までとし、悪天候などの理由により帰宅困難となった場合のみ助成対象となります。

本事業は、子ども・子育て応援基金を活用しています。

問合せ:母子健康センター【電話】0153-75-2262