- 発行日 :
- 自治体名 : 青森県大鰐町
- 広報紙名 : 広報おおわに 令和7年(2025年)10月号
昨年度から実施している、弘前大学協働事業「町職員×弘前大学生大鰐未来づくりプロジェクト」。今年度は広報6月号から月1回、弘前大学生が大鰐町を見て、触れて、感じたことについてのコラムコーナーを掲載しています。令和7年度第5回目は、内藤 輝(ないとう ひかる)さんと中畑 利彩(なかはた りさ)さんが語ってくれます!
■初めての大鰐、町歩きで見つけた町の魅力
内藤 輝
この夏、大学の授業の一環として、青森県大鰐町と連携してインスタグラムを開設することになりました。私たち学生が実際に町を見て、感じたことを発信していくために、まずは大鰐町を訪れることから始まりました。
初めての大鰐で緊張しましたが、職員の方々にいろいろなところに連れて行ってもらい満喫することができました。印象に残っているのは、使われなくなった廃校や、どこまでも続く自然の風景です。少し寂しさも感じましたが、それ以上に、弘前に住んでいては感じられない静かで落ち着いた町の雰囲気や、時間の流れがゆっくりしているように感じられて、とても心が落ち着きました。
また、大鰐町の特産品として有名な「大鰐温泉もやし」の存在も初めて知りました。温泉熱を利用して栽培されているという話に驚き、地域の知恵や工夫が詰まっている食材なんだと実感しました。細くてシャキシャキとした食感は、スーパーで見かけるもやしとはまったく違う聞き、食べてみたい思いました。
これから、私たち学生がインスタグラムを通して、大鰐町の魅力を少しでも多くの人に届けられるよう活動していきます。学生だからこそ見つけられる視点や、大鰐の魅力を素直に伝えていきます!そのほかにも弘前大学の学祭やまるごと大鰐秋の感謝祭の企画も行っているので楽しみに待っていてください。
■大鰐町で過ごした思い出
中畑 利彩
はじめまして。中畑利彩です。私は大鰐町の小学校を卒業して以来、1日の大半を大鰐で過ごすことがなくなりました。今年で9年が経とうとしています。
思いかえせば、大鰐町で過ごした6年間は様々なことが変化してきたのではないかと思います。特に印象に残っているのは小学校の統廃合です。今まで学んできた学舎から、新たな場所に移り、色々な価値観を持った人達と集団で生活していくのは新鮮でもあり、不安でもありました。しかし、新たにできた友人達と色々なお話に花を咲かせられたことが、いい思い出です。
中学校以来、あまり関わることのなくなった大鰐町。大学生となり、実習を通して町について考え直す良い機会になりました。外からの目線で見た大鰐町と、町民の目線で見る大鰐町、両方の目線で大鰐の町おこしをどのようにしていくか考えていきたいと思います。
