くらし 村議会9月定例会(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 青森県田舎館村
- 広報紙名 : 広報いなかだて 令和7年10月(第836号)
第3回議会定例会が9月3日~12日に開かれました。5日には平川重廣議員、中山勝晴議員、小野正幸議員、田澤隆議員、品川正人議員、阿保勇人議員が一般質問を行いましたので、主な内容を要約してお知らせします。
■可決された主な案件
◇予算関係
・令和7年度一般会計補正予算
・令和7年度国民健康保険特別会計補正予算
・令和7年度後期高齢者医療特別会計補正予算
・令和7年度介護保険特別会計補正予算
・令和7年度農業集落排水事業会計補正予算
・令和7年度下水道事業会計補正予算
・令和7年度水道事業会計補正予算
・令和6年度一般会計歳入歳出決算の認定
・令和6年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定
・令和6年度後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定
・令和6年度介護保険特別会計歳入歳出決算の認定
・令和6年度農業集落排水事業会計決算及び剰余金処分計算書の認定
・令和6年度下水道事業会計決算及び剰余金処分計算書の認定
・令和6年度水道事業会計決算及び剰余金処分計算書の認定
◇条例関係
・職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例
◇その他
・黒石地区清掃施設組合の解散に伴う財産処分及び事務の継承
・財産の取得
・児童センターの指定管理者の指定
・老人憩の家の指定管理者の指定
・ふれあいセンターの指定管理者の指定
・光田寺コミュニティセンターの指定管理者の指定
・都市公園弥生の里及び畜産総合普及センターの指定管理者の指定
・農産物加工施設の指定管理者の指定
・専決処分した事項の報告と承認
■一般質問
◆平川重廣議員
▽公園トイレの快適化に向けた住みよいまちづくりの取組み
問:(ア)村内にある公園のトイレについて、和式トイレを洋式トイレに改修する考えはあるか。
答:(村長)
公園内の美化清掃については、村と各地区会とで契約を結び、地区会が責任を持って管理していることから、村では公園のトイレを洋式トイレにする考えはない。
問:(イ)これまで公園のトイレの改修を行われてこなかった理由は。
答:(村長)
公園のように不特定多数の方が利用できる環境であることと、こまめにトイレの清掃ができない状況では、容易に清掃でき、直接利用者の肌が便器に接しないという衛生面の理由から改修工事をしてこなかった。
▽伝統芸能の保存活動事業
問:(ア)ねぷたなど村の伝統芸能を保存し、次世代に絶やさずに継承するための考えはあるか。
答:(教育長)
伝統芸能や芸術文化は、地域を活性化し、村民の連携と相互理解を深めるものであり、地域づくり事業の一環として、保存、継承に努めていかなければならないと考えている。そのために、今後も伝統芸能や芸術文化に接し、親しむ機会の充実と後継者の育成を図るため、各団体との協働・連携による文化行政の推進を図る。
問:(イ)補助金10万円をねぷた制作、運行に補助する考えはあるか。
答:(教育長)
ねぷたに関する補助金については、コミュニティ推進事業を実施しているため、現段階では、新たな補助や増額をするという考えはない。
▽レストランジャイゴの指定管理
問:(ア)村長が公約に掲げた「道の駅「ジャイゴ」のハード面を見直し、現代社会に沿ったショッピングモールやレイアウトを行い、お客様のニーズに応える再開発を目指します」とあるが、どのようにしていく考えか。
答:(村長)
これまでのレストランの運営方法を改め、道の駅の集客につながる良い方法がないかを様々な方から話を聞いている。今後も幅広く検討していく考えである。
問:(イ)指定期間満了に伴い公募を開始したが、希望者が現れず、再公募となった理由は。
答:(村長)
食事を提供する施設として活用するためには、指定管理者は必ず必要と考えているため、再公募により応募者を募った。
◆中山勝晴議員
▽村合併70周年記念式典と祝賀会
問:農業をはじめ、商業、工業など、70周年の歩みとして写真展などを開催する考えはあるか。また、合併70周年に関連して他にイベントを行う考えはあるか。
答:(村長)
当初から、合併70周年の記念式典と川部駅東口の交流施設や無料駐車場などの竣工を記念して行うこととしていたため、それ以外のイベントを開催する考えはない。
▽水道水の水質検査
問:(ア)8月23日、平川市碇ケ関地区と大鰐町の上水道で異臭が発生したとあるが、村では異臭が発生した事例はあるか。
答:(村長)
平成24年に水道水の異臭問:題が発生し、給水対応を行った事例がある。
問:(イ)定期的な水質検査を行っているか。
答:(村長)
水道水を供給している津軽広域水道企業団はもちろんのこと、村でも法令に則り定期的に検査を行っている。
問:(ウ)有機フッ素化合物(PFAS)の水質検査の結果は。
答:(村長)
8月に検査を実施したところ、異常がないことを確認した。
▽村道の維持管理
問:舗装が必要な道路は何箇所、何路線あるのか。
答:(村長)
交通量の多い45路線、約43kmの路面性状調査を行ったところ、令和6年度に行った調査結果で、17路線、約10kmの道路について修繕が必要と判断されたため、計画的に補修工事を進めている。
