くらし 〔特別編〕若者・女性に選ばれるいわてへ 私が見つけた! いわての魅力(1)

■若者・女性が魅力を感じる「選ばれるいわて」であるために
岩手に生まれ育ち、岩手で生き続ける人、県外に出て戻ってくる人、県外で活躍する人、そして、県外で生まれ育ち、岩手にやってくる人。皆さんがそれぞれの形で岩手とつながりながら、希望の道を進むことができるいわてにしていくことが重要です。
県は、若者の皆さんの声を聴きながら、岩手の価値や魅力を共有・発信し、さまざまな取り組みを進めていきます。

○県政懇談会「いわて幸せ作戦会議」
県外から県内の高校に進学する「いわて留学」。
県は、若者・女性に「選ばれるいわて」の実現に向けて、いわて留学実施校に通う県外出身の高校生の皆さんと達増拓也知事との県政懇談会を開催しました。
懇談会では、県外出身高校生から見たいわての魅力が語られました。

写真:いわて留学実施校に通う4名の高校生と達増拓也知事
達増知事と4人の高校生がブイサインをして並んでいます。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。

■「いわて留学」の高校生に聴きました!
○岩手県立大槌高等学校[2年] 深井 陸(ふかい りく)さん 千葉県野田市出身
研究もアクティビティも三陸の海はすごい!
海が好きで大槌高校の「はま研究会」の活動に惹かれ、いわてに決めました。研究会では、海の生き物たちの生態を調べます。三陸の海はドンコやアイナメなど興味深い魚がいっぱいです。また、海水浴や釣りなどのアクティビティを楽しめるのも魅力です。この三陸の海を多くの人に知ってもらいたいと思い、地域でプチ水族館を作りました。卒業後は、大学に進学して魚の知識を深め、海に関する職業に就きたいです。

写真:白いシャツを着た笑顔の深井さんです。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。

○岩手県立葛巻高等学校[3年] 髙橋 春(たかはし しゅん)さん 埼玉県所沢市出身
自然、郷土芸能!求めていた生活がここにある
中学の時、留学先で出会った尊敬する先輩に葛巻高校を勧められ、いわてを選びました。四季を感じられる暮らしは、飽きることがありません。学校の総合的な探究の時間では、タンポポのシロップや、松の葉サイダーなどを作りました。郷土芸能部では、葛巻神楽にも挑戦。教えてくれた地域の人たちの温かさを感じました。今後は、地域創生を学びたいと思っています。いつか地域おこし協力隊などを通じていわてに貢献したいです。

写真:紺色のリボンの付いた制服を着た髙橋さんです。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。

○岩手県立住田高等学校[2年] 湯浅 皓埜(ゆあさ こうや)さん 神奈川県横浜市出身
なんといっても人!いわての魅力を発信していきたい
学校説明会で住田高校の活動を聞き、自分がやりたいことができると思い、いわてに決めました。いわての魅力はなんといっても人。礼儀正しく温かい人たちに感動してばかりです。自然も豊かで、日ごとに変わる風景をインスタグラムなどで発信しています。将来は、広報の仕事に就きたいと思っています。卒業後は、地元の大学に進学予定ですが、多言語を習得し、いわての魅力を多くの人に発信していきたいと思っています。

写真:白いシャツにジャケットを着た湯浅さんです。
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○岩手県立西和賀高等学校[2年] 根岸 菜乃陽(ねぎし なのは)さん 埼玉県寄居町(よりいまち)出身
寮で毎日温泉に!自然の恵みを体感できるまち
雪国の暮らしを経験してみたいと思い西和賀高校があるいわてを選びました。寮では温泉に入ることができ、毎日が修学旅行のようです。雪、温泉、豊富な山菜など魅力が多い西和賀町は、沢内村時代、全国に先駆けて乳児と老人の医療費無償化を実現し、乳児死亡ゼロを成し遂げたまちでもあります。私は将来、医療の道に進みたいと思っています。進学は地元埼玉を予定していますが、いつか私を温かく迎えてくれたこのまちに戻り働きたいと考えています。

写真:海老茶色のリボンが付いた制服を着た根岸さんです。
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