- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県久慈市
- 広報紙名 : 広報くじ 令和7年7月1日号 No.464
■東北電力ネットワークと市が予防的な樹木伐採を実施
5月30日、東北電力ネットワーク久慈電力センターと市は、台風や大雨などによる倒木被害を未然に防ぐため、市道夏井線沿いの樹木を伐採しました。同センターと市が締結した災害時における電力復旧協力に関する協定に基づき実施。停電や道路寸断の防止、輸送経路の確保を目的としています。
冨永敏弘(とみながとしひろ)所長は「電力供給の確保はもちろん、地域の安心につながるよう、市と連携して災害に強いまちづくりに協力していきたいです」と語りました。
■色とりどりの花でまちを彩る
エリカシーランドくじ推進協議会が6月4日、中町イベント広場と中心市街地の環境整備を行いました。
会員約60人が参加し、草取りや花植えを実施。同協議会が土風館や道路沿いに設置した約30個のワイン樽型のプランターに、ベゴニアやマリーゴールドなど約280株の花を植え、まちを彩りました。参加した沼崎想志(ぬまざきそうし)さんは「町中の掃除をする機会はなかなかないので、これからも活動が続いてほしいです」とすがすがしい表情を見せました。
■保護者への引き渡し訓練を初めて実施
5月26日、久慈中学校が津波警報発令を想定した、保護者への引き渡しを含む避難訓練を実施しました。校内放送が流れると、生徒337人が市指定避難所の久慈翔北高等学校まで、1.5キロを約20分かけて徒歩で避難。到着後、連絡網アプリで通知を行い、訪れた保護者へ生徒を引き渡しました。
参加した保護者の梶谷智恵美さんは「行動の流れが分かりやすく、安心して迎えに来ることができました」と実践的な訓練の重要性を実感していました。
■中條奈菜花(ちゅうじょうななか)アナウンサーが一日警察署長に就任
6月17日、岩手めんこいテレビの中條奈菜花アナウンサーが、久慈警察署の一日警察署長に就任しました。門前保育園で行われた交通安全教室や中心市街地での街頭啓発などに参加。ヘルメット着用や交通ルールの遵守を呼びかけました。
北三陸久慈市ふるさと大使としても活動する中條さんは「普段はSNSで久慈の魅力を発信していますが、直接皆さんと交流しながら、いつもと違う形で久慈市に携わることができてよかったです」と振り返りました。