- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県一関市
- 広報紙名 : 広報いちのせき「i-Style」 令和7年12月号
Sustainable(サステナブル) Development(ディヴェロップメント) Goals(ゴールズ)(持続可能な開発目標)
「誰一人取り残さない」という理念のもと、誰もが居場所と役割を持ち、活躍できる持続可能な社会の実現に取り組もう!
今回は、SDGsのゴール4「質の高い教育をみんなに」について紹介します。
■ゴール4「質の高い教育をみんなに」~すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する~
世界には、経済的に貧しいなどの理由で、小学校に通うことができないこどもが約6,700万人います。十分な教育を受けられないことで、読み書きや計算能力が身に付かず、収入の高い職業に就くことができないため、貧困から抜け出せないという問題があります。
◆2030年までに世界中で達成したい目標(抜粋)
1 就学前教育の推進
すべてのこどもが、幼稚園や保育園に通い、小学校に入学する準備ができるようにする。
2 小中学校の卒業
すべてのこどもが、質の高い教育を無償で受け、小学校と中学校を卒業できるようにする。
3 男女などの格差の撤廃
教育における男女格差をなくし、障がいのある人や経済的に貧しいこどもでも、すべての学校段階や職業訓練を平等に受けられるようにする。
4 読み書きや計算ができる
すべての中学生や高校生、大多数の成人が読み書きや計算能力を身に付けられるようにする。
◆私たちが身近でできる取り組み
文房具や古本の寄付(リユース):使いかけのノートや鉛筆など、使用していない文房具や物品を発展途上国の小学校などへ寄付することができます。寄付されたものは世界中に届けられ、発展途上国の支援に役立てられます。
勉強を大切に、困っている友達を助ける:日本では当たり前の教育が、世界では当たり前ではありません。こどもも大人も教育の大切さを実感し、教育の意識を高めていくことが重要です。勉強が分からない友達に教えたり、一緒に学んだりすることは大切な取り組みです。
◆本市の取り組み
「ことばのテキスト(言海)」を小学校低学年、中学年、高学年用に作成し、授業で活用しています。また、英語学習への意欲向上と英語力の向上を目的に、市内中学生の英語検定料を補助しています。
◆いちのせきSDGsパートナーの取り組み
・一関学院高等学校は、私立学校ならではの柔軟性を生かしたカリキュラムに基づき、多様な生徒が教育を受けられるさまざまなコースを提供しています
・株式会社平野組は、社員教育のためのカリキュラムを確立し、資格取得にチャレンジする社員の受験費用を支援しています
◆新しいパートナーを紹介します
○日本端子株式会社花泉工場
○特定非営利活動法人YOUTH SDGs SIP
◆登録パートナー数
39社・団体(令和7年10月20日時点)
問合せ:本庁政策企画課
【電話】21-8641
