くらし いちのせき協働ニュース～輪(わ)っしょい!

わっしょい　みんなでかつごう　いちのせき!!

◆本市の協働の取り組み(20)～地域の声を生かす集落支援員制度～
市は本年度より、「集落支援員制度」を新たに導入しました。
この制度は、総務省が推進する取り組みで、地域の実情に詳しく、集落対策に関するノウハウや知見を有する人材を集落支援員として配置し、自治体職員と連携しながら集落の巡回や地域の状況把握などを行うものです。
市は、人口減少が進む中、地域コミュニティの維持と活性化を図るため、この制度を活用し、各地域協働体から推薦のあった職員を一関市集落支援員として委嘱しました。
支援員は地域協働体と連携し、住民から地域の現状や困りごとの聞き取りや、年齢別人口の推移、地域資源の状況などを把握します。その結果を基に、地域課題の分析に取り組みます。そして、その分析結果を地域住民と共有し、地域のあるべき姿や課題への対応について住民同士で話し合いながら、地域コミュニティの維持と活性化を目指します。
この取り組みを通じて、地域の課題が整理されるだけでなく、住民一人一人が「これは自分たちの問題だ」と捉え、話し合いや活動に積極的に参加することで、みんなで協力しながら地域をより良くしていく流れが生まれることを期待しています。
今後も地域の声を大切にし、地域協働体と連携しながら誰もが安心して暮らせるまちづくりを推進していきます。

問合せ：本庁まちづくり推進課
【電話】21-8671