くらし 地域の話題

■交流続く 本市とのつながりを生かした学生の学びの場へ 立教大学が新たな活動拠点を開所
本市との交流が続く立教大学の活動拠点として、高田町の高等職業訓練校内に「立教大学陸前高田サテライト」が開所され、その開所式が7月13日(日)に行われました。
同サテライトは、本年3月をもって閉所となった「陸前高田グローバルキャンパス」に代わり、立教大学と本市との交流と学びの新たな拠点として設置。開所を記念してあいさつした同大の西原廉太(にしはられんた)総長は、すでに複数のプログラムが予定されていることに触れながら、「このサテライトは、本学の池袋、新座に続く第3のキャンパスだと思っている。これまでのつながりを大切にしながら、学生にさまざまな体験をさせたい」と今後を見据えました。

■歌声響かせ 日々の練習の成果を披露 気仙芸術祭合唱フェスティバル
気仙地区芸術文化協会連絡協議会が主催する第34回合唱フェスティバルが、7月13日(日)に奇跡の一本松ホールで開催されました。
本イベントには、気仙地区を拠点に活動するコーラスグループ9団体が出演し、調和の取れた美しい歌声を響かせ、出演者を含む約600人の来場者とともに歌を楽しみました。
合唱を聴きに訪れた来場者は「今年も知り合いの出演が楽しみで聴きにきた。今年は新たにゴスペルの団体が参加していて新鮮だった。どの団体の合唱も素晴らしかった」と笑顔を見せました。

■あそびにきてね 利用者の安全・安心を願い 市内海水浴場で海開き式を実施
高田松原海水浴場と広田海水浴場では7月18日(金)、海開き式が行われ、出席した関係者はシーズン中の海水浴場利用者の安全を祈願しました。
市観光物産協会の熊谷正文(くまがいまさふみ)会長は「市内外の多くの人に砂浜の清掃などに協力していただいた。水難事故が起きないよう、また快適に楽しんでもらえるような運営に努める」と話しました。
高田松原海水浴場では、本年も国際環境認証「ブルーフラッグ」の認証を受け、安全で良質なビーチの象徴である青色の旗が掲げられています。

■絆の音色 509人の観覧者を魅了 名古屋フィルハーモニー交響楽団コンサート
6月22日(日)、名古屋フィルハーモニー交響楽団によるコンサートが、奇跡の一本松ホールで開催されました。
本楽団による本市でのコンサートは3回目となり、今回は奇跡の一本松が使われたバイオリンの演奏や陸前高田市民歌の演奏もあり、陸前高田市と名古屋市の絆をより一層感じるコンサートとなりました。
演奏を聴きに訪れた荒木忠子(あらきただこ)さん(高田町)は「名古屋フィルハーモニー交響楽団のコンサートを聴くのは2回目で、前回よりも素晴らしい演奏で感銘を受けた。またの機会があればぜひ来たい」と声を弾ませていました。

■災害に強いまち 地域の防災力強化のため 土砂災害・洪水避難訓練と水防演習を実施
7月6日(日)、竹駒町壺の沢地区を対象に土砂災害・洪水を想定した避難訓練が行われ、地域住民97人が参加しました。指定避難所の壺の沢公民館では情報伝達システムを利用した応答訓練や炊き出しなどの避難所運営訓練を実施。参加した淺沼鉄兵(あさぬまてっぺい)さんは「防災についての学びになることはもちろん、地域の交流の場にもなり、とても良かった」と振り返っていました。
また、同日には、市消防団員などで構成する水防隊による水防演習が、高田松原運動公園で実施されました。
例年の横田町内の気仙川左岸堤防から会場を変えて初めて行われた本演習には、消防職・消防団員291人が参加。堤防崩壊を防ぐための「シート張り工法」と、川から水があふれるのを防ぐ「改良積土のう工法」を行い、水害への備えを確認しました。

■いつまでもきれいに 水生生物を通して矢作川を知る 矢作川水生生物調査
7月8日(火)、矢作小学校(佐々木一義(ささきかずよし)校長)の2、3年生6人が、矢作川で水生生物調査を行いました。
本調査は、県と共同で毎年実施しており、川に入った子どもたちは、どのような生き物が生息しているのか調査し、矢作川の水質について学びました。
今回の調査では、比較的きれいな水質の川にすむ生き物が多く生息していることを学び、参加した千葉大晴(ちばたいせい)さん(2年生)は「身近な川がきれいだと知ってうれしかった。普段から川で遊んでいるので、川をきれいにし続けれられるようにしたい」と意気込んでいました。

■みなさんからの情報をお寄せください。

問合せ:市役所企画政策課
【電話】(内線334)