くらし 地域包括支援センター発 介護お茶のみ話 129

■地域で認知症の人を支える!「チームオレンジたかた」の紹介
65歳以上の5人に1人、国民の17人に1人が認知症になると予測され、今や認知症は誰もがなり得る身近なものとなっています。今後ますます独居や高齢者のみの世帯が増加し、家族だけではなく地域で認知症の人を支える仕組みが必要です。

●「チームオレンジたかた」とは?
そこで、地域にいる「認知症サポーター」が集結し、認知症の人や家族に対する支援を行う任意団体「チームオレンジたかた」が立ち上がりました。『認知症になっても安心して暮らすことのできる共生のまち』の実現に向けて活動しています。

●どんなことをしているの?
(1)普及啓発活動…認知症支援のテーマカラーであるオレンジ色のポロシャツを身に着け、認知症に関する情報発信を行っています。
(2)スローショッピングのサポート…買い物に不安のある人に付き添い、会話をしながら品物選びや会計などのサポートをしています。
(3)認知症カフェの開催…認知症の人やその家族、その他の人も、みんなが気軽に集まれる居場所づくりを目指しています。
(4)地域での見守り活動…メンバーが居住する各地区において、公民館などでのお茶っこ会や体操会などを開催し、近隣の人との交流や社会参加を促し、見守りにつなげています。

●メンバーはどんな人?
メンバーは、市が主催する次の2つの講座の修了者であり、現在21名が活躍しています。
(1)認知症サポーター養成(認知症を学ぶ)講座…認知症の症状の特徴や対応方法について学びます。
(2)認知症サポーターステップアップ講座…実践者としての具体的な支援方法について学びます。
チームの思いに賛同し一緒に活動するメンバーを募集しています。お気軽にお問い合わせください。

共に生き ともに歩もう 認知症

問い合わせ先:市地域包括支援センター
【電話】(内線215)