くらし [定期連載]教えてSDGs その先の笑顔のため、いまできること

■SDGsとは?
自分の子どもや孫たちが暮らす未来に、住みやすい地球(世界)を残すため掲げられた全世界の人が取り組むべき目標

■あなたもぜひSDGsに取り組んでみませんか?
本市は、令和元年(2019年)7月に「SDGs未来都市」に県内で初めて選定されました。
「その先の笑顔のため、いまできること」編では、本市でSDGsの達成に向け積極的に取り組んでいる人・団体、関連イベントなどを紹介しています。

■~みんなで海を楽しもう~ユニバーサルビーチ体験会
8月10日(日)、障がいの有無に関わらず、みんなで一緒に海水浴を楽しむ「ユニバーサルビーチ」の体験会が、高田松原海水浴場を会場に開かれました。
「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」の一環として、令和4年から行われている本イベント。この日は3組の親子が参加し、ライフセーバーやボランティアのサポートを受けながら、水陸両用車いすなどに乗って海水浴を楽しみました。この時期としては少し気温が低い1日となりましたが、浮き輪やボールなどで海を満喫し、笑顔が弾ける時間となりました。

●笠原唯生真(かさはらゆうま)さん(小学6年)と母・智美(ともみ)さん(宮城県大崎市)
ここに来る道中は雨が降っていて無事に参加できるか心配でしたが、夫、娘と家族4人で楽しむことができました。元々プールやお風呂など、水が好きな子なので、スタッフの皆さんのサポートもあり、とても楽しそうな息子の姿を見ることができて本当に良かったです。
近くに設置されていた海上アスレチックにも興味津々の様子だったので、また来た時には利用できたら良いなと思います。

●NPO法人Plus One Happiness 理事長 横沢友樹(よこさわともき)さん(釜石市)
前日に釜石市でもユニバーサルビーチを行い、高田でもボランティアスタッフとして参加しました。釜石では7組が参加し、高田同様、海を楽しむ参加者たちの笑顔が広がっていました。運営面も含め、来年以降も連携を取りながら、一緒に夏の海を盛り上げていけたらと思います。