- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県陸前高田市
- 広報紙名 : 広報りくぜんたかた 令和7年9月号 No.1196
■熱狂の夏 ハイレベルなプロのプレーで観客を魅了
▽プロ野球イースタン・リーグ公式戦 楽天イーグルスVS東京ヤクルト
7月27日(日)、楽天イーグルス奇跡の一本松球場で、プロ野球イースタン・リーグ公式戦「楽天イーグルスVS東京ヤクルト」が行われました。
両球団ともに1軍でも活躍する豪華なメンバーが顔をそろえ、訪れた2,067人の観客を魅了。試合は、浅村栄斗(あさむらひでと)選手の2本のホームランなどで楽天が見事勝利しました。また、この日は来場した子どもたちによる観戦チケットのもぎりやスタジアムMCなどのお仕事体験のほか、試合終了後には選手とキャッチボールをするイベントも行われ、交流を楽しみました。
大船渡市から観戦に訪れた及川晴輝(おいかわはるき)さん(小学6年)は、「浅村選手や村上宗隆(むらかみむねたか)選手(ヤクルト)のホームランが見れて、とてもかっこよかった」と興奮冷めやらぬ表情で話しました。
■交流楽しむ 大学生から楽しく学ぶ
▽立教大学バレーボール教室and野球教室
本市と連携協定を締結し、交流が続く立教大学によるバレーボール教室が7月27日(日)に、野球教室が8月11日(月・祝)にそれぞれ開催されました。
バレーボール教室には気仙管内の小学生44人、立教大学からは30人の学生が参加。円陣パスやスパイク練習などを一緒に行い交流を深めました。参加した川島菜穂子(かわしまなおこ)さん(高田小6年)は「『ナイス』と明るく声がけをしてくれるし、プレー面でもとても勉強になった。教えてもらったことを大会などで生かしたい」と話しました。
中学生を対象とした野球教室には、林野火災で大きな被害を受けた大船渡市からも生徒を招待し、約100人の中学生が参加。立教大生との交流を楽しみ、大学生が見せるバッティングや守備などに目を輝かせながら歓声をあげていました。荒木海翔(あらきかいと)さん(高田東中2年)は「バッティングの時のタイミングの取り方などを教えてもらった。守備面でも、ボールを捕ってからの握り替えの速さなどが大学生はすごい」と話しました。
■海デビューを応援 海のリスクや楽しみ方を学ぶ
▽ライフセーバーが教える海水浴体験会
8月3日(日)、ライフセーバーが教える海水浴体験会が高田松原海水浴場で開催されました。
本イベントに参加した2組6人の親子は、講師を務めたライフセーバーから、親や監視員が見ているところで遊ぶようにすることなど、海で遊ぶ際の注意点やライフジャケットの正しい着け方と効果を学びました。
講習の後には、ライフセーバーと子どもたちが海に入り、ニッパーボードなどの海の遊びを楽しみました。参加した石田悠人(いしだはると)さん(高田小2年)は「海で遊ぶときの危ないことをしっかり勉強できた。ライフセーバーの人たちも優しくて、一緒にボードで遊んで楽しかった」と笑顔を見せていました。
■白熱の夏 夏より熱い盛り上がりをみせました
▽2025陸前高田ビーチバレーボール大会
8月3日(日)、高田の夏を代表する恒例イベント「2025陸前高田ビーチバレーボール大会」が高田松原海水浴場で開催されました。
本年は、45チーム、238人が参加。鋭いスパイクや白熱のラリーなど、各試合ともに真夏の暑さよりもさらに熱いプレーの応酬が続き、大きな声援と相まって、会場は活気に包まれました。
花巻市から参加し、普段は教員として働く菊池瑛斗(きくちえいと)さんは、勤務先の生徒らと出場。「最初はミスも多かったが、風にも負けず思い通りにできた。子どもたちも良いプレーができている」と爽やかな笑顔をみせました。
■息を合わせて パートナーを思いやり、ラリーをつなぐ
▽フレスコボールリクゼンタカタカップ2025
フレスコボール公式戦「リクゼンタカタカップ2025」が、高田松原海水浴場で8月9日(土)、10日(日)の2日間にわたり開催され、79ペアが参加しました。
大会は、レベルの高い選手向けの「トップ・ディビジョン」と、一般向けの「セカンド・ディビジョン」に分かれて行われ、選手同士の応援や難しい球をつないだときには明るい声援が送られ、会場は温かな空気に包まれました。
9日のセカンド・ディビジョンに出場した櫻岡和正(さくらおかかずまさ)さん(大船渡市)は「目標は達成できなかったが、落ち着いたプレーができた」と振り返り、ペアの伊い東とう盛もり夫おさん(一関市)も「パートナーが球を拾ってくれていいプレーができた」と笑顔を見せました。
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