- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県陸前高田市
- 広報紙名 : 広報りくぜんたかた 令和7年9月号 No.1196
■ゼロカーボン(脱炭素)とは…温室効果ガス、特に二酸化炭素(CO2)の排出を実質ゼロにすること
本市は、2050年カーボンニュートラルに向けて環境省が選定する脱炭素先行地域に選ばれました。
本連載では、市が推進する脱炭素に向けた取り組みについて紹介していきます。
●食品残渣(ざんさ)・下水汚泥のメタン発酵による発電と液肥製造の推進
家庭や事業所から発生する食品残渣(生ごみ)と、下水処理により発生する下水汚泥などの有機物を微生物が分解(メタン発酵)することにより、バイオガスが発生します。
このガスを燃料に発電することで再生可能エネルギー電気を創出し、脱炭素化に取り組みます。また、メタン発酵の副産物である液体肥料を市内農家などに供給することにより、高騰する肥料費の削減に貢献し、地域内資源循環の実現を目指す取り組みです。
現在、ワタミオーガニックランド内に実証機を設置しています。
●資源循環システムのイメージ
生ごみや下水汚泥を発酵させてバイオガスと液肥を作ります。
※詳細は本紙をご覧ください。
●本市が取り組む脱炭素先行地域計画について
計画名:脱炭素と資源循環で実現する農林水産業振興
~復興の先の創造的産業振興モデル~
問い合わせ先:市役所脱炭素推進室
【電話】(内線341)