くらし ゼロカーボンでもっといいまち 第7回

■ゼロカーボン(脱炭素)とは…温室効果ガス、特に二酸化炭素(CO2)の排出を実質ゼロにすること
本市は、2050年カーボンニュートラルに向けて環境省が選定する脱炭素先行地域に選ばれました。
本連載では、市が推進する脱炭素に向けた取り組みについて紹介していきます。

●木質バイオマスの活用促進…新設ホテル、市温浴施設への薪ボイラー導入推進
地域に豊富に存在する木質バイオマス(間伐材や林地残材など未利用材を含む木材)の有効活用により林業振興を図るべく、次の施設への温泉加温用の薪ボイラー導入を推進します。
(1)中心市街地に建設中の新設ホテル
(2)市温浴施設(黒崎仙峡温泉、玉乃湯)
市温浴施設においては、更新時期を迎えた既存灯油ボイラーを薪ボイラーに置き換えることにより、化石燃料由来のCO2削減を促進します。
また、薪ボイラーに供給する薪の製造および薪ボイラーの運用による熱供給を地域企業が担うことで、持続的な地域雇用の創出を目指します。

・木質バイオマスストーブの購入を検討している人は、「陸前高田市新エネルギー設備導入促進事業助成制度(補助拡大)」をご利用ください。(10月31日(金)まで)

●本市が取り組む脱炭素先行地域計画について
計画名:脱炭素と資源循環で実現する農林水産業振興
~復興の先の創造的産業振興モデル~

問い合わせ先:市役所脱炭素推進室
【電話】(内線341)