- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県矢巾町
- 広報紙名 : 広報やはば 令和7年7月号
各分野を経験するも、交番・駐在所での地域に密着した仕事への思いが強く、得意の職務質問では全国的な広域の忍び込み犯逮捕につなげ、後進の指導にも力を入れました。
学生時代から詩吟に取り組み、現在は矢巾吟詠会長を務める和泉さん。「県内各地に詩吟の教場があり、そこで地元住民とのつながりも持つことができた。警察官は地域住民の協力がないとできない仕事で、いろんな方に助けられた」と話しました。
生活安全に20年、刑事に10年。キャリアの大半をこの2つの分野で過ごした江川さん。紫波警察署在籍時は全国的に地域安全活動が本格化し始める時期で、「矢巾町地域安全に関する条例」の制定にも関わりました。「雫石の航空機墜落事故の捜査にも関わるなど、在職時はさまざまなことがあった。警察の仕事はたくさんの方の支援があり成り立つもの。受章は身に余る光栄で、お世話になった方々に感謝したい」と話しました。
元町議会副議長の谷村雄二さんが旭日単光章を受章しました。5月29日、高橋町長から伝達を受けました。
谷村さんは平成7年4月から同23年4月までの4期16年、町議として町勢発展に尽力。加えて紫波地区保護司会長、町社会福祉協議会長、社会福祉法人敬愛会理事など町に関わる各種組織における取り組みに尽力しました。
オーツ―コーポレーション、ユニ・ケアー、salon deg-coupeの3社は6月5日、町に対して町内の小学4年~中学1年生向けの生理用品を寄付しました。同日、矢巾東小で贈呈式が行われ、オーツ―コーポレーションの小野寺英朗(ひでお)さんから佐藤啓校長が代表受領しました。生理用品は455セットで、各学校で活用されます。
町は5月26日、東北学院大学大学院と地域経済共同研究に関する協定を締結しました。大西晴樹学長(写真左)と高橋町長が協定書を取り交わしました。
同大学院経済学研究科は、東北地方で経済学とデータサイエンスを融合させたデータ解析に取り組んでいます。この協定により今後、町の人口の将来推計や公営企業の経営分析などを同大学院が行い、その内容を町が各種計画策定などに活用します。
※写真は本紙をご覧ください。
藤沢1区の植村キノさんが5月5日、100歳を迎えました。同28日、入所先の介護老人保健施設博愛荘を高橋町長が訪問し、植村さんへ祝い状と花束を贈呈しました。
植村さんは岩泉町出身。子3人、孫7人、ひ孫4人に恵まれました。「盛大に(お祝い)してもらい、びっくりした。(町長に)名前も呼んでもらった。本当にありがとうございます」と関係者へ感謝しました。
人権の花運動が6月、町内で行われました。花を育てることを通じて子どもたちの人権意識を育むことが目的で、今年度は町内の小中学校、認定こども園、幼稚園、保育園の計15か所に花を届けました。
この運動の中で6月4日には不動小学校で贈呈式が行われ、町人権擁護委員から児童へ花を贈呈しました。
白沢で恒例の行事「彰徳まつり」が6月7日、彰徳地公園(森山パストラルパーク西側)で行われました。現在の米作りを支える鹿妻幹線水路の開通に尽力した藤原隆人氏、村松雄一郎氏、藤原一郎氏(いずれも故人)を顕彰しつつ、さなぶり※を兼ねた行事としてコミュニティで行われています。3氏を称える碑を前に白沢神楽などの披露もあり、参加者が交流を深めました。
※田植えが終わった頃に行う、田への感謝や豊作への祈りを込めた宴。