くらし 市長コラム 縦走

名取市長山田司郎(やまだしろう)

「名取市を元気にしてくれるもの」

第6次長期総合計画の基本理念に「多様な主体による市民本位のまちづくりを進めます」とあるように、名取市は「人」を大切にしています。
私は名取市の元気は、地域が元気になることで生まれると信じています。それぞれの地域は人や団体、企業等が活動を通して、交流し、にぎわいが生まれることで地域がそして名取市が元気になると確信しています。
そういう視点でこれまでの事業を振り返ると、市民協働提案事業やこどもファンド、地域学校協働事業や子ども食堂運営への支援、高齢者ふれあいサロンや多世代交流事業運営助成、なとり学びフェスティバルや図書館及び歴史民俗資料館のボランティア育成支援、春夏秋まつりやなとりの夜市、サイクルフェスタやトレイルウォーク、企業団体等との包括連携協定の推進など本当に多くの事業等に取り組んできました。
これらはすべて、その活動を通じて市民や団体、企業の皆様等が交流やにぎわいを生み出している事業です。
また、年齢や性別、国籍や障がいの有無に関わらず、誰もが必要とされ、生きがいを持って暮らせるまちを目指して、買い物支援事業やデマンド交通の導入など公共交通の抜本的な見直し、手話言語条例の制定や国際交流・多文化共生事業にも力を入れています。
住みやすい元気なまち、名取市。実は市民の皆様一人ひとりの活動が、交流やにぎわいを生み出し、元気な名取市を創り上げてきたのです。
これからも名取市は「人」を大切にし、「地域」を大切にし、「多様な主体」と共にまちづくりを進化させていきます。