- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県角田市
- 広報紙名 : 広報かくだ 令和8年1月号
テーマ「音楽が育む 角田の未来」
今年の新春歓談は、市内外で音楽に関する活動をしている3人をお招きしました。
さまざまな形で活動する3人に、角田市と自身の楽曲のつながりや音楽を通して角田市を盛り上げるための思いなどを語っていただきました。
◆プロフィール~人物紹介~
角田市長 黒須 貫
就任2期目。神主として雅楽や神楽(太鼓・笛・お囃子(はやし)・舞)などの音楽に携わる。角田の風景と米、酒をこよなく愛する。
Liho(りほ)さん
シンガーソングライター。令和4年から市PR大使に就任。市PR動画やイベントに出演。2児の母として子育て中。
三浦 公規(みうら こうき)さん
和太鼓・鳴り物奏者。旧東根小学校を拠点に、国内外で演奏活動を行っている。三味線奏者小田島旺響(おだしまおうきょう)さんと「鼓風(こふう)☆響(ひびき)」としても活動。
杉山 義隆(すぎやま よしたか)さん
元教員。作曲した「祝い唄と踊り唄による幻想曲」が、第34回朝日作曲賞受賞、令和7年度全日本吹奏楽コンクール課題曲Iに選出。
◆1.角田市で育まれた音楽と人生
市長:広報かくだ1月号恒例の「新春歓談」。今年は、角田市と音楽にゆかりのある杉山義隆さん(元教員・吹奏楽指導者)、三浦公規さん(和太鼓・鳴り物奏者)、Lihoさん(市PR大使・シンガーソングライター)にお集まりいただきました。まずはこれまでの活動の経歴と角田市の好きなものを教えてください。
杉山:生まれも育ちも角田市。石巻市から教員人生が始まりました。槻木小、藤尾小、大河原小、横倉小などで勤務し、昨年3月に退職しました。
退職に合わせて作曲した吹奏楽曲「祝い唄と踊り唄による幻想曲」が「朝日作曲賞」を受賞。令和7年度全日本吹奏楽コンクール課題曲に選ばれました。この曲は宮城県の民謡「さんさ時雨」で始まります。授業では日本の音楽に触れる機会が少ないので、きっかけになればと思い取り入れました。後半は踊り唄として打楽器が躍動し、拍子も目まぐるしく変わる難曲ですが、角田中学校吹奏楽部をはじめ多くの学校が挑戦してくれました。現在はフリーで学校や吹奏楽団の指導、作曲、小中学校の音楽の授業や合唱のサポートに携わっています。
好きなものは秘伝豆とずんだ餅。子どもの頃、天神社のお祭りに友達と出かけた思い出は、今も大切な宝物です。
三浦:出身は大崎市古川。小学2年生から地元の太鼓チームで活動し、高校卒業後は「自分の特技は和太鼓しかない」と美里町の和太鼓事務所に所属しプロになりました。令和元年に独立後、コロナ禍で仕事がゼロになったこともありましたが、仙台の寄席で和太鼓演奏の舞台に立ちながら、和太鼓の「大きな音」だけでなく「小さく繊細な音」を武器に表現を磨き、自分の持ち味を見いだしました。
和太鼓と鳴り物(手平がね「チャッパ」)の両方で活動の幅が広がり、東京でシェイクスピア作品に出演するなど舞台活動も全国に広がりました。
角田市との縁は、私が所属する(株)モギーが旧東根小学校(以下「旧東根小」)を利活用することになったことがきっかけです。和太鼓奏者として和太鼓教室や作曲などの活動をしつつ、社員として旧東根小を活用した鑑賞会などの地域づくりの企画・広報も担当しています。地域の皆さんの「積極的な接着力」に支えられ「自分も人と人をつなぐ接着剤の一つでありたい」と感じながら活動しています。
好きなものは、東根地区の皆さんの笑顔や思いやりの気持ちです。
Liho(リホ):角田生まれ角田育ち、角田高校では女性初の応援団長を務めました。
保育士を志し、岩手県立大学へ進学、そこでアカペラに出会い、歌の世界にのめり込みました。卒業後は仙台市の児童養護施設で保育士として働きながら、シンガーソングライター「Liho」として活動を開始。ライブをしたり、CMソングを歌ったり、活動の場を広げてきました。現在は2児の子育てと音楽活動に励んでいます。
令和4年に市PR大使に就任してからは、ライブのMCなどで必ず角田市を紹介し、県外から来たお客さんが道の駅かくだや台山公園などに立ち寄ってくれるのが何より嬉しいです。
角田市の好きな風景は、冬の星空と小田川の土手から見る景色、そして母校から見えるロケット。好きな食べ物はお米、梅干し、秘伝豆、道の駅かくだと産直広場あぐりっとの秘伝豆たっぷりで濃厚なずんだシェイクです。
