- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県角田市
- 広報紙名 : 広報かくだ 令和7年8月号
8月15日、80回目の「終戦の日」を迎えます。国が定める「戦没者を追悼し平和を祈念する日」であり、今日のわが国の平和と繁栄の陰には、第2次世界大戦の戦禍に倒れた戦没者の尊い犠牲があることに思いを致し、追悼の誠を捧げ、恒久平和を誓う日です。角田市では5年ごとに行っている「戦没者追悼式」を10月28日に予定しています。戦没者を偲(しの)び、平和を願いたいと思います。
戦後80年の間に当時を知る人々は少なくなりました。日本が戦争したことを「作り話」と思っている若者がいるという、笑えない話も耳にします。一方で、世界に目を転じれば、戦争や紛争が発生しています。古代中国の兵法書には「たとえ国が大きいとしても、その国が戦争を好めば必ず滅びてしまい、たとえ国が今は安泰だったとしても、戦争が起きることを忘れてしまったら、その国を危険にさらすことになる」といった趣旨の言葉が記されています。長い年月、戦争のない時代を過ごせたことは素晴らしいことですが、その陰には多くの犠牲を教訓とした並々ならぬ非戦への努力があったことを忘れてはなりません。
歴史の教訓を現代に生かし、そして後世へしっかりと伝えていくことが大切なのだと思います。
角田市長 黒須 貫