くらし 多賀城ホットトピックス
- 1/41
- 次の記事
- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県多賀城市
- 広報紙名 : 広報多賀城 令和7年11月号
■TAWOOの太鼓 多賀城に響く
9月28日、和太鼓バンド「GOCOO」がプロデュースする団体「TAWOO」による「和太鼓演奏会andワークショップ」がJR仙石線多賀城駅前公園で行われ、多くの人が足を運びました。
東京を拠点に全国で活動している「TAWOO」は、東日本大震災後から本市での支援活動を続けていただいています。定期的に開催している演奏会は、今回で13回目となりました。
メンバーの力強い演奏と、年齢や性別、国籍を問わず楽しめる和太鼓の魅力に触れ、会場は笑顔でいっぱいになりました。
■多賀城から世界へ開く 挑戦の扉
10月4日、多賀城のみらいを創る文化・芸術系人材育成プロジェクト「万物の扉」が開催されました。
今回は「脳とアートを考える~世界に羽ばたく視点とは~」をテーマに、文化芸術プロデューサー浦久俊彦さんと脳科学者茂木健一郎さんを迎え、世界で活躍するための視点などが語られました。
「世の中は広い。好きなものを続ければ世界への道が開け、そこには仲間がいる」といった経験に基づく話や、「情熱をもって好きなことに取り組むのはすばらしい」といった参加者へのアドバイスもありました。
次回はテーマやゲストを変えて11月22日(土)に開催します。
■多賀城海軍工廠から今につながる歴史を考える
「企画展「宮城に生きる民俗-多賀城海軍工廠と地域の変化-」が、12月21日(日)まで埋蔵文化財調査センター展示室(文化センター内)で開催されています。
戦争と民俗に焦点を当てた、主に多賀城海軍工廠に関連したものなどを展示しています。
多賀城村(当時)の1/4の面積を占めた多賀城海軍工廠の歴史やそれに関連する資料の紹介、戦時下・戦後の困難な時代にあっても、地域で協力して力強く生き抜こうとした人々の様子がわかる展示もあります。現在の本市の礎となった歴史を振り返り、戦後80年の今年に、ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
■万葉時代を感じる秋の一日
10月12日、「第27回史都多賀城万葉まつり」が開催されました。「万葉衣装行列」では約200人が色鮮やかな万葉衣装を身にまとい、万葉人に扮して練り歩きました。
JR仙石線多賀城駅周辺では、曲水の宴などの万葉ステージやお茶席、たがマルシェなどが、文化センターでは「大伴家持のつどい短歌大会」やサークルフェアも開催されました。
万葉衣装を着た参加者をバスで多賀城南門見学や食事などへ案内した「万葉衣装で多賀城を巡ろう!」もあり、まちじゅうが万葉時代へタイムスリップしたかのようなおまつりになりました。
■安全運転は“みず”から!
9月19日、「令和7年秋の交通安全市民総ぐるみ運動出発式及びみずからの命を守る作戦」が市役所前で行われ、市内交通安全関係団体109人が参加しました。
本市では3月22日で交通死亡事故ゼロ1500日間を達成し、現在も継続中です。
また、昨年の交通事故発生件数は118件とピーク時の平成16年と比べて約7割減少しています。
悲惨な事故を1件でも減らすため、「安全運転で“みず”からの命を守ろう」とミネラルウォーターを配布しながら、横断幕やのぼり旗などを掲げてドライバーへ交通事故防止を呼びかけました。
■秋の始まりは“ザ・祭り”から!
9月20日、「多賀城市民祭り~ザ・祭りin多賀城~」が多賀城駐屯地で開催され、約8,000人が来場して、賑わいました。
例年、夏に開催されていましたが、猛暑を避けた開催となりました。
バンド演奏やYOSAKOIなどのステージイベント、おいしい屋台、こどもひろばでの射的や輪投げなどを楽しみました。
曇天模様で、雨が心配されましたが、フィナーレの花火まで無事開催され、涼しい秋のイベントの幕開けを飾りました。
■ボラセンを学んで 災害へ備える
9月26日、「令和7年度災害ボランティアセンター運営スタッフ体験研修」が市民活動サポートセンターで開催され、民生児童委員など約40人が参加しました。
災害ボランティアセンター(災害VC)は、大規模災害時に、被災地の社会福祉協議会が中心となり開設されるボランティア活動の拠点として、ボランティア登録や被災者とボランティアの調整を行い、復興を支援します。
この日は、災害VCの役割を学ぶ講義の他、発災からの時系列で自主防災を考えるグループワークをしました。
災害から早期復旧するための大きな原動力の一つとなる災害VCの活動について、参加者は真剣に学んでいました。
*皆さんの身近な話題を多賀城NOWに寄せてください。
地域コミュニティ課広報広聴係【電話】368-2092
