くらし 今月のホットライン~HOTLINE~


「日本一はっとフェスティバル」(同実行委員会主催)は12月1日、エスファクトリー東北中江公園で開かれ、約3万人が来場しました。
会場では、市内外の飲食店など19店舗がはっとを販売。定番のしょうゆ味をはじめ、海鮮はっとや小豆はっとなど、個性豊かなはっと汁が提供されました。また、姉妹都市の富山県入善町や、近隣の栗原市、一関市が地場産品などを販売。ゆるキャラの出演もあり、会場は大いににぎわいました。夫婦で訪れた高橋雄二(ゆうじ)さん(仙台市)は「毎年、全種類制覇を目指して食べ比べを楽しんでいます。お気に入りはカレー味」と話しました。


市制施行20周年記念事業「人権のつどい」が12月1日、水の里ホール・Abebisou(登米祝祭劇場)で開催されました。
市は、本年度、人権擁護に関する条例を制定。市民への人権尊重の理念の普及や理解を深めるため開催したつどいでは、元日本テレビアナウンサーの藪本雅まさ子こ氏による講演会のほか、人権作文コンテスト入賞者の作文朗読、パネル展示を実施しました。作文を朗読した星萌花(もか)さん(南方中3年)は「人権問題は、多くの人が実感しづらいと思う。体験談や悩みを持つ人の話を聞き、学ぶことの大切さを伝えたい」と話しました。


石ノ森章太郎ふるさと記念館のイルミネーション点灯式は12月1日に開かれ、多くの人でにぎわいました。
星空の下、カウントダウンの合図とともに一斉に明かりが点灯すると、来場者から歓声が上がりました。入り口では、石ノ森章太郎氏の代表作である仮面ライダーをかたどったイルミネーションが来場者を出迎え、庭園内では、約3万5千球の色とりどりの明かりが幻想的な風景を演出しました。家族で訪れた菅原はれるさん(9)(迫町東表)は「キラキラしていて、とてもきれいでした。動く光の模様に合わせて踊ったのが楽しかったです」と感想を話していました。


「『歓喜に寄す』を歌う会」が12月13日、新田中学校(生徒数67人)で開かれました。
1990年から始まり今年で35周年を迎えたこの会は、新田中の生徒が学校のシンボルであるヒマラヤスギの前に集って、歌声を通し新年への希望を願い毎年開催。地域住民が見守る中、生徒たちは、ベートーベンの第九「歓喜の歌」の合唱をはじめ、朗読や独唱曲を歌い上げました。実行委員長の鎌田煌大(こうだい)さん(新田中2年)は「歌う会が長い歴史を積み重ねてくることができたのは、地域の皆さんに支えてきていただいたおかげ。歌声で感謝を伝えたい」とあいさつしました。


年末年始消防特別警戒期間中の防火広報活動は12月15日、イオンタウン佐沼で実施され、消防関係者など11人が防火意識の向上を呼びかけました。
年末年始は、寒さが一段と厳しさを増し、暖房器具や火を取り扱う機会が増える中、慌ただしさやちょっとした不注意で火災の発生が多くなる時期。参加者は「年末年始消防特別警戒中です。火の用心をお願いします」と来店者に声がけしました。参加した北浦大地(だいち)さん(米山中3年)は「防火だけでなく節電にもつながるので、ストーブの消し忘れなど家電製品の使い方に気を付けたいです」と話しました。


「もちつきandお供えもち作り体験」(石森コミュニティ運営協議会主催)は12月21日、石森ふれあいセンターで開かれ、地域のこどもたちやボランティアの住民など60人が参加しました。
参加者は、きねと臼を使った昔ながらの餅つきを体験。つきあがった餅は丸い形に整えて2段重ねのお供え餅を作り、世代間の交流を楽しみながら伝統的な食文化を学びました。参加した伊藤明恒(あきのぶ)さん(8)(中田町桑代)は「力を入れて思いっきりつきました。納豆餅が好きなので、お正月にいっぱい食べたいです」と笑顔を見せていました。