くらし まちの話題(2)

■時代絵巻を現代に再現
11月3日(月)、築館総合支所前などを会場に「2025薬師まつり」が開催されました。
祭りは、かつて奥州を治めた藤原秀衡の妻、幼名しづはた姫が難病を患った際、薬師如来に祈願して完治したことを感謝し、一族を従えて御礼参りに訪れた様子を再現したものです。
御所車に乗ったしづはた姫を中心に、藤原一族やみこし、手踊り、龍神の舞など、約500人が築館地区商店街を練り歩き、沿道では多くの人が現代に再現された時代絵巻を楽しみました。

■晩秋を感じながら風になる
11月9日(日)、若柳中学校前を発着点として「栗原ハーフマラソン2025」を開催しました。この大会は、コースが平坦で好タイムが期待できることや、渡り鳥が上空を舞う美しい光景を見ながら走れると人気で、全国から1,217人のランナーが出場しました。
各レースでは、自己ベストのタイムを目指し、さっそうと走る選手や、アニメのキャラクターに扮して走る選手などもおり、沿道からは市民の力強い声援が送られました。

■築高ホッケー部が全国に挑む
12月19日(金)から24日(水)にかけて、岐阜県各務原市の川崎重工ホッケースタジアムなどで開催される「令和7年度第57回全国高等学校選抜ホッケー大会」に、築館高等学校の男子ホッケー部と女子ホッケー部が出場します。
両部は、10月に開催された東北地区予選会で3位に入賞し、男子は11年ぶり、女子は3年ぶりに全国大会に挑みます。両部のキャプテンは「1つでも多く勝利を重ね、上位を目指したい」と大会に向け、意気込んでいます。

■全国の頂点へアタック
12月25日(木)から28日(日)にかけて、京都府の島津アリーナ京都で開催される「エンジョイ!バレーボールフェスティバル2025」に、高清水小学校4年の久光凛桜さん(高清水2区)が出場します。
久光さんは、所属する大崎市の富永女子バレーボールクラブのメンバーとして出場するもので、「全国大会では、優勝目指して、自分の中で一番のプレーをしたい」と、これまでの練習の成果を発揮しようと意気込んでいます。