その他 市長随感

栗原市長 佐藤 智

■郷土力士へのエール
栗原では古くから、相撲が地域に根差した伝統的な競技として親しまれてきました。大相撲で活躍する力士も多数輩出しており、栗原で育った若い力士が、全国を元気づけてくれていると思うと、大変心強く、誇らしい気持ちになります。
特に瀬峰地区出身で、大相撲幕内力士の時疾風関の取組は、私も毎場所、目が離せません。土俵で奮闘するその姿から、日々、大きな勇気と感動をもらっています。
今年7月にリニューアルした、栗駒地区の「みちのく伝創館」敷地内にある栗原市相撲場では、8月に東北総合スポーツ大会相撲競技会が開催され、白熱の取組が繰り広げられ、多くの観客を魅了しました。
また、相撲は単なるスポーツではなく、農作物の豊作を祈願する「神事相撲」として、古くから地域の神社で奉納されてきた歴史もあります。相撲は栗原にとってなくてはならない、地域の絆を深める重要な文化活動であり、大切に守っていきたい、地域の誇りの1つと思っています。
時疾風関に続く未来の関取が、栗原から全国の舞台で活躍できるよう、今後も応援を続けていきます。