くらし もっと知りタイ! 地域おこし協力隊

■温かく受け入れてくれる場
大阪府出身
SDGs推進
上野 智央(うえのちひろ)さん

令和3年3月から東松島市の地域おこし協力隊員として活動をはじめ、市役所の地方創生・SDGs推進室や東松島みらいとし機構HOPEに所属し、さまざまな事業に携わらせてもらいました。コロナ禍真っ只中でこちらに来て、当初はイベントなどもあまり実施できない状況でした。そうした中でも市の事業に携わることで、ここに来なければ学べなかったこと、つながれなかった人たちが多く、毎日がとても新鮮でした。
また、復興から10年経った分岐点のタイミングで、新しい挑戦がたくさんありました。移住者や企業と住民の交わりも他にはないことだなと感じました。移住者の私も気にかけていただき、温かく迎え入れてくれました。
この地域で研究などの活動をされている方との接点が多い一方、この地に暮らす方々とつながれたのはここ1~2年のこと。通院や買い物などの移動手段に課題を感じるようになり、自分ができる形を模索しながら地域特化の活動を展開したいと思うようになりました。

現在は地域の方々の協力もあり、宮戸地区に住家を取得しました。今後はそこを拠点に地域の内と外を繋げる場所にしていきたいと思っています。その中で暮らしに特化した民泊であったり、地域の方が気軽に集えるようなカフェを企画・運営していきたいと考えています。
自分で一貫して行わず、「地域にあるもの」を生かして、ここでの暮らしを身近に感じてもらえるよう取り組んでいければと考えています。すてきな地域資源がたくさんあるので、共存できればいいなと思います。
今後も東松島市民として宮戸地区を中心に携わっていきます。人を呼ぶだけでなく、出向くことも取り入れ、地域の声に応じて形態を変えていこうとも考えているので、応援よろしくお願いします。

問合せ:地域おこし協力隊事務局 復興政策課地方創生・基地対策係
【電話】内線1234・1264