くらし (町長がゆく)286号バイパス、現地視察!
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- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県川崎町
- 広報紙名 : 広報かわさき 令和7年5月号
◆まず、仙台の赤石
去年の11月26日、仙台副市長をはじめ、市議会議員、市関係職員、そして、大河原土木事務所の職員、川崎町議会議員、町担当者に私の総勢30名で5年連続の現場視察を実施。
まず、仙台市赤石の現場(写真上)。仙台市は1・4キロメートルを担当しており、令和6年度の予算は10億円。これまでに仮桟橋の建設を終え、碁石川を横断する橋を建設するための下部工事を実施している。今後は、橋を架けるための上部工事の整備を行っていく予定であり、その後にトンネル工事へ続いていく見込み、と担当者から説明されました。
◆次に碁石の現場
その後、川崎町碁石の川向地区の現場へ(写真左上)。区間は1・3キロメートルを宮城県が担当。令和5年度は碁石川を横断する橋をのせる台を造成。令和6年度は、橋の上の部分の工事と橋に続く道路に土を盛り上げるとのこと。同時に、三重県の津市にある工場で、橋桁になる部材を製作しており、今後は橋桁を吊るクレーン用鉄塔の建設を進めていくとの説明がありました。
◆工事の進み具合
改めて、視察開始前に髙橋副市長、橋本仙台市議会議長、眞壁川崎町議会議長よりあいさつがあり、「工事の進み具合を、仙台市と川崎町で実感し、皆が現状を認識する良い機会である。」との内容が述べられ、参加者全員がうなずく場面が見られました。
◆石から石まで30年以上
最後に、私が今年も講評の一言を。「昨年も申し上げました。石の上にも3年と言いますが、仙台の赤石から川崎の碁石まで、石から石まで30年。このバイパスを完成させるため、30年以上前から、先輩たちが各方面に働きかけをし、努力してきました。
1年でも早く完成するよう石にかじりついても、という思いです。仙台市の方々も、宮城県の方々も、この事業に億単位の予算を、臆することなく投入していただきますよう切にお願いいたします。現場視察は、今後も毎年実施し、皆さんと進捗を確認したい。引き続きのご協力を。」
※写真は本紙をご覧ください。
令和7年5月1日
川崎町長 小山 修作