- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県七ヶ浜町
- 広報紙名 : 広報しちがはま 令和7年11月号
■声で聴衆を魅了
10月2日、生涯学習センターで、朗読サークルきずなの朗読会が開催されました
○宮沢賢治の「永訣の朝」や黒柳徹子の「トットちゃんとトットちゃんたち」、藤沢周平の「山桜」など、多彩な作品と声で聴衆を魅了しました
○宮沢賢治の作品を朗読した鈴木由美子(すずきゆみこ)さん(松)は、「数年前から聴いていただきたいと思っていた作品です。難しかったのですが、挑戦させていただきました」と心も晴れやかです。
■とびっきりのスマイル!
着ぐるみと記念撮影をする但木海斗(ただきかいと)さん(花)
○9月21日に七ヶ浜国際村で開催された親子すまいるフェスタ2025には、1,182人が来場しました
○それいけ!アンパンマンショーをはじめ、手作り玩具やバルーンアートなどの「親子で遊ぼう」や「健康チェック」、「読み聞かせ&絵本」など、たくさんのコーナーが所狭しと並び、入口の広場では、アクアゆめクラブによる輪投げや釣りゲーム、自衛隊のバイクや警察のパトカー試乗もでき、笑顔あふれる1日となりました。
■全国育樹祭で知事から感謝状
10月5日に宮城県総合運動公園(グランディ・21)セキスイハイムスーパーアリーナで開催された「第48回全国育樹祭」で、菖蒲田浜地区が未来を育む「海岸林づくり」部門で宮城県知事から感謝状が贈られました
○全国育樹祭は、継続して森を育てることの大切さを普及啓発するため、毎年秋に行われている国民的な緑の祭典で、宮城県では初の開催となり、式典には秋篠宮皇嗣同妃殿下も出席されました
○菖蒲田浜地区では、「森林ボランティアと収穫祭」など、NPO法人宮城県森林インストラクター協会の皆さんとともに企画するなど、被災した海岸防災林の再生に努めてきたことが認められたものです。写真は、左から、区長の齋藤博(さいとうひろし)さん、寺澤町長、区長の渡邊十三生(わたなべとみお)さん
■目で見て味わうおいしい時間
9月26日に生涯学習センターで、おとなの食育教室が開催され、20代から70代までの男女10名が4班に分かれ、主食のもち麦入りごはんをはじめ、主菜のカジキマグロのガーリックパン粉焼き、副菜、汁物を作り、食事の適量・適塩を体験しました
○「座学と実践とでとても分かりやすく学ぶことができ、前向きにチャレンジしたい。」「普段の食事がちょっとしょっぱく感じるので気をつけよう。」「目で見て味わって楽しく学ぶことができた。」「塩分量料理カードとグラムのスケールが良かった。」などの感想が寄せられました
○中には、「娘と一緒に参加できて良かったです。料理の大変さを知ってくれたかな?」というのもあり、そういう狙いもあったか!
■海と盆栽と音楽が響く
10月4日に花渕浜の表浜で開催された「Is Thi sBONSAI?」(盆栽展)の春に続く秋の第2弾は、午後からたそがれ時までの光が移ろうなかで、海の風景も取り込んだ盆栽と津軽三味線や和太鼓などの心地よい音楽が響き合う新たな試みでした
○企画したBegIning Town(ビギニングタウン)メンバーで、七松庭の佐藤航(さとうわたる)さん(要)は、「春とは違い、今回は若い方や県外、仙台からお越しいただいた方が多く、少しずつ盆栽展が浸透してきたように思います。今後は、いいものをブラッシュアップして、七ヶ浜の皆さんにもしっかりPRしていきたいと思います。」と意気込みを語りました。
■基本を身につけ、林野火災に応用を
9月23日に七ヶ浜国際村で、身近な災害を考えるシンポジウムが開かれました
○はじめに仙台管区気象台気象防災情報調整官の村上誠一(むらかみせいいち)さんが、線状降水帯などの大雨災害への備えについて。京都大学防災研究所特定准教授の峠嘉哉(とうげよしや)さんが、林野火災の発生傾向や特徴について基調講演
○その講演を受けて、東北大学災害科学国際研究所准教授の佐藤翔輔(さとうしょうすけ)さんをコーディネーターに、村上さん、峠さん、大船渡市林野火災の時に部隊派遣の後方支援として現地入りした七ヶ浜消防署長の伊藤秀昭(いとうひであき)さん、町消防団長の氏家進(うじいえすすむ)さんによるトークセッションが行われました
○佐藤翔輔さんは、「近年は、大雨や林野火災など、残念ながら身近な災害が増えてしまっています。林野火災時の避難ルールはないが、日頃の訓練で基本をしっかり身につけて応用することが大切と思います。」と話し、日頃の訓練の重要性を訴えました。
■東日本大会でも健闘
4年生以下を対象に9月27日に岩沼市で開かれた第16回IBA秋季低学年軟式野球宮城大会で、七ヶ浜中央野球クラブスポーツ少年団が宮城県No.1に輝きました
○続く10月18日、19日に埼玉県で開催された秋季東日本低学年軟式野球大会では、宮城県代表として準決勝で新潟県代表に1-2と惜敗したものの、第3位と健闘しました
○育成監督の渡邊俊邦(わたなべとしくに)さん(花)は、「次代を担う団員たちにとっては初めての県外での対外試合、不安と緊張が入り混じる中とても貴重な経験になったはずです。来年が楽しみ!!」と手ごたえ十分のようです。
