- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県利府町
- 広報紙名 : 広報りふ 令和7年2月号
■ジュニア・リーダー「十符っ子」
◇定例会のお知らせ
日時:2月16日(日)午後2時~午後4時
場所:中央児童センター「ぺあくる」2階 児童クラブ3
■親の学び「子どもの“育てづらさ”どうする?」
◇利府町家庭教育支援チーム「とふ・十符」企画
今回は、子育てする中で出てくる、子どもの「その行動どうしてだろう?」「その言葉なぜだろう?」と思う悩みやモヤモヤを吐き出してみましょう。
日時:2月15日(土)午前10時~午前11時30分
場所:役場2階会議室
参加費:無料
対象:5歳~小学生のお子様のいる保護者 10人程度(先着順)
託児が必要な方はご相談ください。
申込期限:2月12日(水)まで
問合せ:生涯学習課 生涯学習係
【電話】767-2125
■十符の里の由来
利府町では「十符の里」というシンボルネームを使っています。この「十符」という言葉は「十符の菅薦(とふのすがこも)」が由来であると言われています。
◇十符の菅薦とは…
はるか昔、利府町の湿地帯には、良質な菅(スゲ)草が自生し「菅薦(すがこも)」と呼ばれる高級な敷き物が作られていました。その菅薦の網み目が十筋あることから「十符の菅薦」と呼ばれ、みちのくの「歌枕」としても謳われていました。平安時代頃から、この菅薦は高級品で都に献上されて有名になり、この地が「十符の里」や「十符の浦」と呼ばれるようになったようです。
◇「十符」が転じて「利府」に…
いつの日か、「十」が「利」に、「符」が「府」に書き改められ、それが更に転じていまの「利府」になったのではないかと言われています。※諸説あります
◇伝統を後世に…
明治時代以降、菅薦の制作方法は一度失われてしまいましたが、現在、利府町芸術文化協会様にご協力いただき、「十符の菅薦」の復元制作を行っています。
菅薦の材料の菅草は成長すると2mにもなる草で、現在の菅谷付近に良質な菅草が多く自生していたとされていますが、現在では宅地化が進んでいて、まとまった群生地は少なくなっています。そこで復元制作のための菅草は、町内春日地内に自生しているものを使っています。今後も復元制作の取組みをとおし、「利府」の由来を後世に伝えていきます。
地域おこし協力隊の「Good Movement Standard」の中で、十符の菅薦が紹介されました
問合せ:文化振興・リフノス係
【電話】767-2197