- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県利府町
- 広報紙名 : 広報りふ 令和7年6月号
~市制移行を目指し、皆さまからの政策提案を募集しています~
将来的な市制移行の実現に向け、町のさらなる発展を目指した取り組みを行っていくため、皆さまから斬新で魅力的な政策提案を募集しています。
令和6年度実績や提案方法などは町ホームページをご確認ください
■令和6年度 町への提案「私の考えるリフの未来」に寄せられた提案と町の方針
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提案項目:活力ある地域産業づくり
タイトル:町内産品販売等総合施設の建設
提案内容:栽培農家の高齢化が進み、早晩、梨栽培が消滅するのは確実なため、1か所で集中的に集客、販売できる道の駅的な施設が必要だと思います。
町の方針:特産品である梨を存続させていくためには意欲ある若者を新規就農者として定着させていくことが最優先課題であると考え、令和元年より「地域おこし協力隊」の任用を開始し、栽培技術の習得や農地の確保等についてサポートしております。その取り組みが実を結び、1名の地域おこし協力隊が梨農家として独立し、現在も2名の協力隊員が梨農家を目指して励んでおります。
そのほかにも、苗木の購入費や梨を新植した際の整備費等に対して町独自で補助を行い、併せて、国の補助金も活用できるよう、利府町果樹産地協議会を起ち上げて支援に努めているところです。
町内の複数のスーパーなどで地場産品(地元産)の販売を行っていることから、現在のところ道の駅の整備を行う予定はありませんが、民間活力による「地域活性化や町のさらなる発展につながる拠点」整備について、浜田背後地や(旧)十符の里プラザ跡地の活用を含めて引き続き検討を行ってまいります。
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提案項目:子どもたちの笑顔があふれる環境づくり
タイトル:利府町内の中学校男子バレーボール連合チームの設立
提案内容:中学校の部活でバレーボールをしたい男子は多くいるはずだと思います。町内の中学校には女子バレーボール部しかないです。学校単位での活動が難しいのであれば、男子中学生を対象とした連合チームの設立、またはクラブチームの設立を提案します。
町の方針:「合同連合チームやクラブチームの設立」に向けては、指導者の確保や運営体制の構築と担い手の確保、そして、バレーボールに興味関心のある男子中学生の実態把握など、多くの課題があるものと考えております。
このような地域課題の解決に向け、現在、国では「部活動の地域移行」による、地域における持続可能で多様なスポーツ環境の整備を推進しております。
町としても、段階的に移行していく予定ですので、「スポーツのまち利府町」の契機として、将来的には地域におけるスポーツ機会の確保や、生徒のニーズに合った活動機会の充実など、子どもたちの夢や可能性を育むスポーツ環境を整備してまいります。
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提案項目:快適で暮らしやすい生活環境づくり
タイトル:自然公園の整備
提案内容:利府町は海や山などの自然に溢れており、宿場町であった背景から古くからの伝統行事があるのではないかと思います。
そこで、町民が気軽に立ち寄れる、森林や台地を活かした自然公園や園芸センターを整備することを提案します。また、古くからの伝統行事を再度見直し、幅広く伝えることも必要だと思います。
町の方針:自然公園については、桜が有名な館山公園や自然な地形を活かした森の里公園、日本三景を一望できる番ヶ森展望台などが整備されています。また、宮城県の管理ではありますが、加瀬沼公園や県民の森なども整備されており、自然公園が多く設置されていると認識しております。
園芸センターについては、隣接の仙台市に整備されていることから、町での整備は現在のところ考えておりません。しかしながら教育委員会において、令和7年度はリフノスの事業として「利府町の動植物を学ぶ~フィールドワークとマップ作り~」と題した公民館教室の開催を予定しており、自然に触れ合える機会の提供をします。
伝統行事の伝承については、利府町郷土資料館において今後、本町の伝統行事(神社の春祭りなど)の際に使われた道具等の展示・紹介等も検討してまいります。
問合せ:秘書政策課 秘書広報係
【電話】767-2112【メール】[email protected]